こんにちは。ジロウです。
ここでは、僕がメルマガを執筆するにあたって師匠から受けた指導と、悪戦苦闘の記録をお伝えしていこうと思います。
このブログには僕の「トレンドブログ実践録」が掲載されていますが、言ってみれば今回は「メルマガ実践録」です。
僕も、いい年こいての駆け出しだし、まだまだ発展途上で手探りなんですが、師匠に教わった内容と実践をまじえてこのような形で発信し、自身の備忘録としても残しておこうというのが狙いであります。
“情報発信者のためのメルマガ作法” みたいな内容になるかと思います。
ちなみに、僕が発行しているメルマガにしっかり反映されているか否かは、読者の皆さんのご判断にお任せします(汗)。
メルマガを書く目的には大きく分けて2種類ある
ネットビジネスに携わっている人、とくに情報発信をしている人にとっては、メルマガを発行するのは、いずれ必須のことになると思います。
ただ、その目的はそれぞれで、歯に衣着せぬ言い方をすれば次の2通りに別れると考えます。
・メルマガ読者に買わせたい、登録させたい
・自分の考えに共感してもらい、コンサル生を集めたい
前者は知名度の高い人を中止に「すべからく実行すべし」とでも言うかのように、広く実行されているものです。
情報商材や、無料オファー(オプトイン)案件を紹介してアフィリエイト収益を狙う、もっともオーソドックスなノウハウに基づいた手法です。
後者は、自分の実績や、それを元にして執筆したマニュアル等を武器にして、共感してくれる人を集めようというものです。
その目的は、自分の塾やコミュニティーに招き入れること、というのが一般的です。
前者が率直に利益を得ることを目的にするのに対し、後者はより読者の信頼を得ることを目的にします。
なので、後者を目的とする場合、むやみにアフィリエイト案件を紹介すると信用が失われ、読者が離れていく可能性が高くなります。
どっちが良い悪いの話は置いといて・・・
少なくとも僕が目指すのは、後者のメルマガなのであります。
で、まずは『ステップメール』と呼ばれる、事前に仕込んでおくタイプのメルマガを作成していこうと思います。
今回は、そのために事前に準備しておくべきことを、まとめていきます。
ステップメールを仕込む前に準備すること
僕はこのブログや作成したマニュアルを通じて、トレンドブログで稼ぐ手法を広げていこうと考えているわけですが、ステップメールを組む際に、まず大切なことがあります。
それが、次のような手順を踏むことであります。
① メルマガの目的を明確にする
・どうしてこのメルマガを書いているのか?
・どうしてブログを勧めるのか?
・最終的にどこへ着地させたいのか?
etc…
② ターゲット(ペルソナ)を決める
・サラリーマンなのか学生なのか?
・同世代なのか若いのか年上なのか?
・初心者なのか実践者なのか?
etc…
③ ステップメール全体の流れを決める
・第何話まで書くのか
・第1話~第3話を通して伝えることは?
・第4話~第6話は?
・第7話~第9話は?
・第10話、11話でどのように締める?
こんな感じで、全体を通してのテーマ、シナリオを考えておこう、というわけです。
メルマガ1通ごとについても、それぞれ1つのテーマを決めてから書くことになります。
(1通のメルマガで伝えるテーマは1つ、というのが原則なんだそうです!)
そして、とくに肝心なのが、ターゲットを決めるということ。
商品やサービスを利用する中心となる顧客(ユーザー像)を仮想の人物として定義したものを「ペルソナ」と言うんですが、これを明確にしなければなりません。
まったくの初心者に対して、いきなり「アドセンス」「アフィリエイト」なんて専門用語を交えて語ってもチンプンカンプンです。
また、対象相手の人物像をイメージしていなければ、効果的な話の手順すらまとまりません。
これについて、師匠に言われた例え話が次のようなものでした。
「友人や後輩から『彼女との初めてのデート』について相談されたとしたら?」
まず、相談相手が目指しているのは、デートを成功させ、彼女との距離を縮めて親密になりたい、ということなわけです。
そして、この相談に乗る上で、僕が知っておかねばならないのは、相談相手のことだけでなく、その彼女がどんなタイプの女性なのか? ってことです。
これらを理解していないまま相談に応じようと思っても、的確なアドバイスなどできないからです。
メルマガもこれと同じで、メルマガ読者の人物像を明確にしなければ、何をどう伝えれば良いのか決まらないでしょ? って話なんですね。
はい、おっしゃるとおり♪
次に、ステップごとの目的を明確にしていきます。
中でも最も重要な位置を占めるのが、第1話~第3話。
ここで、読者が今後も読み続けてくれるのか否かが決定します。
僕らが目指すべきは、読者から共感を得ること、インパクトを与えること、そして、
「この人は、ほかの人とは何か違う!」
「次のメルマガも読んでみたい!」
と思わせることだと教えられました。
メルマガが読者に与える面白さとは?
ステップメールを書こうと決めた当初、僕は多くの先達者のメルマガを参考にしようと考えました。
師匠のメルマガ、コミュニティー仲間のメルマガ、同じような目的のアフィリエイターやブロガーから送られてくるメルマガ・・・。
しかし、師匠に相談してみると、
「それらのメルマガのことは忘れるように!」
というアドバイス。
どういうことかと言うと、それらを参考にすることで無意識に真似てしまい、その結果読者からは、
「またこれか・・・」
「どっかで読んだような気がする」
といった印象を持たれてしまうと言うんですね。
そして僕は、それらのアドバイスをもとに第1話を書き上げ、師匠に添削をお願いしました。
ところが・・・!
返ってきた答えは、
「面白くない。響かない。フックがない」
といった、惨憺たる評価なのでありました。
ならば! とばかりに、僕は自分の持てる言葉のユーモアを詰め込んで、あらためて第1話を書き上げました。
しかし、僕は恐ろしくも恥ずかしい大きな誤解をしていたことに気づかされます。
師匠の言う「面白いメルマガ」とは、「笑えるメルマガ」とはまったく意味が異なるものだったのです。
これを愚かな僕は勘違いし、こともあろうに笑いに走ってしまったのです。
そもそも、相手に共感される内容でなければ、スベるだけでなく、恐ろしくお寒い状況になっちゃうのに・・・
言ってみれば師匠の言う「面白い」とは、共感できる、興味深い、感心する、同情する、といった、「読者の心を揺さぶる」内容のことなんですね。
また、何かしら目にとまるフックとなるワード、文章がないと、読者からはスルーされちゃうという現実があります。
僕自身もそうなので早く気づくべきでしたが、メルマガを読むとき、たいていの人は流し読みです。
初めて知った相手のメルマガであれば、なおさらのことでしょう。
このフックとやらには、自分の実績なんかをチラつかせてアピールすることも含まれますが、それだけではインパクトは与えられません。
いかに読者に興味を抱かせるか・・・これはけっこう厄介な難問になりそうです。
さらに言われたのが、僕のメルマガは、やっぱり既視感のある中身である、ということ・・・。
なので、型にはまらず、新鮮な印象を与える内容で、もう一度ゼロから書いてみよう! というご指摘でありました。
そう、僕ら“ネットビジネス弱者”は、絶大な人気&膨大なシェアを持つベテランの真似をしたところで、まったく無意味です。
何を発信したって、何を紹介したって、相当数の結果を残せるであろう彼らのようにはいきません。
これからゼロスタートをきる僕のメルマガは、新鮮なオリジナリティー溢れる内容でなければ、読者の心に響かないんですよね。
数多出回っているメルマガの中から、
「この人、面白いな」
と思ってもらわないことには、目的は達成できないのであります。
かくして、僕のステップメール作りという苦難の道が始まることになったのでした。
次回からは、もう少しステップメールに必要な考え方について掘り下げていきたいと思います。
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