情報発信者のステップメール作法【内容編】メルマガ七転八倒③

 

こんにちは。ジロウです。

 

いよいよステップメール本文の作成に入っていきます。

 

僕は日頃から文章を書くのはワリと好きな方なんです。下手の横好きで小説なんかも書いたことがあります。

 

そんなわけで、メルマガの執筆だって大丈夫大丈夫♪ なんて思っていたんですが・・・

 

ゴメンなさい。

 

これはまったくの別物でありました。

 

後述しますが、メルマガはあくまでも読者目線に立った考え方、書き方をしなければなりません。

 

自分のイデオロギーをふんだんに盛り込める小説のような作法とはまるで異なるんだということが分かりました。

 

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メルマガに書くべき文体とは?

メルマガには最低限の言語表現力が必要ですが、上手な文章が書けることは必須ではありません。

むしろ、読み手にとって“分かりやすい”文章であること、の方が重要だと思われます。

 

出回っているマニュアルなどを読んでみると、

「難しい漢字や熟語を多用するな」

「小学生が読んでも理解できるように書け」

みたいな説明が見受けられるほどです。

 

とは言っても、子供っぽい口調や文体で、読者になれなれしく接して良いという意味じゃありません。

 

必要以上に真面目すぎるのもどうかとは思いますが、語尾はやっぱり「です、ます」調にするべきだし、読者の一部でも不快に思いそうな過度にくだけた言葉遣いも避けるべきでしょう。

 

また、

・1行の文字数を大文字21字以内にしたほうが読みやすい

・長くとも3行程度で改行するべき

なんてことも言われますが、これは正しいと思います。

 

とくにスマホでメルマガを読む際に言えることですが、画面に横長の文章が何行にも渡って詰め込まれていたら、読み手としてはゲンナリして読む気が失せますよね。

 

それに、自分がメルマガに目を通すときのことを思い浮かべれば分かると思いますが、読者はだいたい “流し読み” をするものです。

 

とくに初めて読むメルマガを最初からじっくり読んでくれる人は少ないでしょう。

 

なので、漢字と平仮名(あるいはカタカナ)のバランスを考え、目を酷使しなくてもサラッと読めるように1行の文字数や行数に気を配る必要があるわけです。

 

そんな中で、要所々々に「お!?」と目を留めてもらえるような書き方ができたら理想的なんでしょうね。

 

とまあ、内容云々の前に、文章の書き方からしてけっこう気を遣うものなんですね。

 

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メルマガの文章に盛り込むべき内容とは?

さて、こういった文章の体裁も大切ですが、より神経を使うことになるのが中身、内容なのであります。

 

前々回の記事にも書きましたが、ステップメールで最も重要なのが第1話~第3話です。

 

その間に読者の共感を得て、インパクトを与えて、何かしら心を揺さぶる工夫をしなければなりません。

 

師匠によれば、読者の共感を呼ぶ文章を書くコツは、自分の体験談、とくに失敗談のエピソードをまじえて書くことだそうです。

 

あくまでも自分自身の失敗談であって、他人の話を引き合いに出すわけではありません。

メルマガを書いている自分自身の話だからこそ共感が生まれ、それが信用につながるのだと・・・。

 

ちなみに、自分の体験談を盛り込むことは、読者に「面白い」と思ってもらうためにも効果的なようです。

 

師匠は学生時代に、面白い講義をする教授と、面白くない講義をする教授がいることに着目し、その違いの理由を分析したんだそうです。

 

すると、面白いと感じる講義には、その教授自身の経験談がふんだんに盛り込まれていることに気づいたと言います。

 

かたや面白くない講義には、教科書を読んでいれば得られるような話ばかり・・・。

 

つまり、教授自身が語る体験談にはリアリティーがあり、そこでしか聞くことのできない貴重性があるから興味を引かれるのだということなんです。

 

僕らが書くべきメルマガについても、同じようなことが言えそうですよね。

 

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ストーリー性のある文章を書くには?

さて、以上のようなポイントを意識しつつメルマガを書いていくわけですが・・・

 

読者の印象や記憶に残る文章を書くコツとして特筆すべきことに、「ストーリー性を持たせる」ということがあります。

 

とは言っても、奇をてらった表現や、小説のような起承転結、伏線、どんでん返しといった難しいテクニックを使うわけじゃありません。

 

話に臨場感を持たせることで、読者の脳裏にそのシーンの映像、イメージが浮かび上がるように表現するとイイよ、ということです。

 

ストーリー性を持たせることで、読者の共感、同情、擁護といった感情を引き出すことが可能になるんだそうです。

 

 

ストーリーの構造には、ギリシャ神話などに見られるオーソドックスなセオリーを応用します。

たとえば、次のようなストーリーの流れ・・・。

 

不遇の状況にいる私

⇒ A(人あるいは物)に出会って新しい世界へ連れて行かれた

⇒ 新しい世界の存在を知ってハッピーになった

 

この流れでは、不遇の状況にいた過去と、ハッピーになった現在との関連性が語られていない(分離している)ため、心に響くものがありません。

 

ではどうすれば良いのか・・・?

 

「Batな時代があったからこそ、Happyな今があるんだよ♪」

というように、過去と現在をリンクさせて、しっかり関連性を持たせて語ることがポイントになります。

 

たとえば、僕がブログを始めるに至った理由や経緯について、

 

・どんな苦労や失敗があり、

・何をきっかけにチャンスをつかんで気づきを得たのか、

・そして不遇の時代が今の自分を形成するのにいかに活かされているのか、

 

という、過去と現在のつながりを描くことで、読者の心に響きやすくなります。

今いるこの状況、経験も、来たるべきHappyにつながるんだと思わせるように。

 

そのメルマガを読んだ読者が、

「今のオレ(わたし)と一緒じゃん!?」

などと思ってくれたらGoodです。

 

自分がトレンドブログ、ネットビジネスを始めた理由、当時の状況などを思い出せば、どんなストーリーが書けるのか見えてくるはずです。

 

自分は何をきっかけにネットビジネスを始めたのか、今一度思い出してみると良いですね。

 

 

最後に・・・

 

メルマガの内容は、自己主張、自分が言いたいことばかりではダメです。

 

出回っているメルマガは、発行者の一方的な主張ばかりが目立つものが大多数ですが、たいていは心に響きません。

 

「読者に何をどう思ってもらいたいのか?」を最優先に考えるべきです。

メルマガ執筆に必要なのは結局のところ「相手目線(読者目線)」なんです。

 

このあたり、ブログ記事を書く際に考えるキーワード選定と似ていますね。

「世間の人が実際に検索窓に打ち込むのはどんなワードだろうか?」

 

相手の立場に立って想像することは、メルマガにおいても重要なことみたいですよ。

 

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