え~、最初にお伝えしておこうと思います。
ここに僕なりに色々と書いてますが、下記チータツさんの記事を読んだ方が、ずっと分かりやすくて、納得できて、どこか安心できたりします。
僕の記事を読んで頂けるのは嬉しいですが、下記をお読みになるのがまさしく「検索コストを減らす」ことに繋がるのではないかと思います。
お疲れ様です! ジロウです。
2021年の8月中頃からTwitterを中心に騒がれている『インデックスされない問題』について書いています。
「は?何の話?」
という場合にも、ブログを運営されている方には目を通して頂けたらと思います。
そのことをご承知置きの上でお読み頂けたら幸いです。
インデックスされない問題とは?
ここで言う『インデックスされない問題』とは、ブログで新規に投稿した記事が、待てど暮らせど検索エンジン上にインデックスされない・・・という現象です。
2021年8月中頃辺りからTwitter上を中心に騒がれ始めたようです。
たとえサーチコンソールのインデックスリクエスト機能を使っても反映されない、という話が多く見受けられました。
実は、僕のブログ記事は普通にインデックスされていたので、この現象を知りませんでした。
とある教材の購入者さんとSkype音声で話をしている中で、初めて聞いた次第です。
同業者のメルマガなどを見ても、誰もこの話には触れていなかったですしね・・・。
あ、ちなみにこの記事はインデックスされています笑
『インデックスされない問題』の原因は?
結論から言うと原因は不明です。まだ分かりません。
ネット上には多くの推測が囁かれていますが、大別するとおおよそ次のような内容です。
- サーチコンソールの不具合では?
- 大きなSEOアップデートの前兆では?
- 検索エンジンアルゴリズムの大幅な仕様変更を始めたのでは?
サーチコンソールの不具合は度々指摘されているところですが、それにしては今回はやけに長いです。
個人的な所感ですが、どうもGoogleの意図的な何かを感じてしまいます。
だとしたら、その意図がどこにあるのか?ってことが重要だと思うのですが、今のところ判然としません。
ご存知のように、Googleが検索エンジンで目指しているのはユーザビリティの向上です。
詳しく言うと、検索コスト(検索に費やす時間)を短縮すること、すなわち、ユーザーの欲求を満たしたり意思決定の後押しをすることを、いかにスピーディーに行うかに重点を置いているわけです。
その点を踏まえて、僕は当初、今回の現象は雑記系トレンドブログのような専門性や権威性の乏しいブログの記事をターゲットにしているのではないか?と考えました。
なぜなら、低品質な記事を量産するだけのトレンドブログは実に多いですし、それらがユーザビリティを阻害するだけの薄っぺらい情報をたれ流す行為は、Googleからスパム認定されても不思議じゃないと思ったからです。
ところが、その可能性はなさそうです。記事がインデックスされない問題は、トレンドブログ以外にもたくさん報告されているからです。
それに、僕や知り合いのトレンドブログの記事も普通にインデックスされています。
インデックスされない記事の共通点
今のところインデックスされない現象に共通している条件とか状況を見出すことが難しく、Googleが意図的にシステムをイジっているとしても目的ははっきりしないままです。
ただ、これまた僕の個人的な見解ですが、自分や知人の状況を見ると、下記のことだけは共通しているような印象があります。
◯ ありふれたキーワードを狙った記事はインデックスされにくい
◯ 真新しいキーワードは割とスムーズにインデックスされる
考えると、当然といえば当然ですよね。前者は同じような情報が溢れるばかりですし、後者は少ない情報を補えるという真逆のものなんですから。
少なくとも今のところは、トレンドブログのノウハウは有効な状況なので、ちょっとホッとしています。
追記2021/10/02
可能性としてありそうな原因を指摘するツイートがありました。
https://twitter.com/goodcolordad/status/1439122043614621699
検索エンジンに掲載された自分の記事タイトルが、勝手に改変されるという問題が(今も?)あります。
これが原因でCTRが下がったと考えた人たちが、記事タイトルを修正してはインデックスリクエストを出しまくり、結果としてクロールキューがパンクしているのではないか?というんですね。
そうそう簡単にパンクするものではないと思いますが、負荷は掛かっているかも・・・。
だとすれば、評価の低いブログ(若いブログや弱いブログ)が後回しにされる原因にはなる気がします。
追記2021/10/21
先日、この問題に苦慮する僕の知人が、試しに、まともな日本語ではない数百文字のデタラメな記事を投稿してみたところ、すんなりとインデックスされたそうです。
検索エンジンAIは、少なくともインデックスの時点では記事内容の品質までは見ていない・・・ということでしょうか・・・。
ま、何にせよ、ますます状況がわからなくなりました。
何かしらの意図を持ってGoogleが改変しようとしているとすれば、今もまだ試行錯誤中ってことですかね・・・。
だとしても、迷惑な話です。
インデックスされない問題の解決策は?
ネット上には、『インデックスされない問題』の解決策がいくつか報告されています。
その中でも、下記が有効だとする意見が多いようです。
- パーマリンクを変更する
- サイトマップを削除して再送信する
- URLの混在状態を修正する
- 類似コンテンツならリライトする
いずれも応急処置的な印象でしかありませんが、何もしないよりはマシかも・・・?
というわけで、順に詳しく説明してみます。
パーマリンクを変更する
インデックスされない記事のパーマリンクを変更した上で、サーチコンソールからあらためてインデックスリクエストをするという方法です。
丸っと別のパーマリンクに変えても良いですし、アルファベットを1文字加えるだけでも効果があると言われています。
サイトマップを削除して再送信する
この方法は、プラグイン「Google XML Sitemaps」を使って、サーチコンソールへサイトマップを送信していることが前提となります。
ここでは、サイトマップを削除する方法だけご紹介します。
■サーチコンソールにアクセスして、画面左メニューから「サイトマップ」をクリックします。
次の画面で、下図のように「送信されたサイトマップ」から削除対象のサイトマップをクリックします。
■次の画面の右上にある縦三点リーダー「︙」をクリックして、「サイトマップの削除」をクリックします。
完了したら、続けて、新たにサイトマップを送信する・・・ということです。
クローラーが巡回したのにインデックスされてない
サーチコンソールの左メニューから「カバレッジ」をクリックして表示される画面に、「詳細」ちう欄があります。
ここでご紹介するのは、その「ステータス」という項目に、下記のような表示があった場合の対応策です。
- 「検出-インデックス未登録」
- 「クロール済み-インデックス未登録」
URLの混在状態を修正する
内部リンクのURLが統一されているかをチェックしましょう。
例えば、「https」で統一したはずなのに、「http」が混ざっているとか・・・。
あるいは、「https://」で統一したはずなのに、「https://www」が混ざっているとか・・・。
僕の経験では、後から貼り付けた画像のURLに多く見られるケースです。
この処置が『インデックスされない問題』の解決につながるか否かは、正直言って未知数ですが、異なるURLの混在状態はいずれにしてもエラーにつながるので、ここで修正しておくべきでしょう。
類似コンテンツならリライトする
類似したコンテンツが、自サイトや他者サイトに存在しないかを確認しましょう。
該当する別の記事が見つかった場合は、双方を比べて、独自の情報(意見、感想、経験談、画像や動画など)を盛り込み、内容の差別化を図るべくリライトしてみます。
この処置もまた効果があるかどうかは微妙ですが、やはりいずれ問題になる状況ですから、改善しておくに越したことはありません。
追記2021/09/30
「WordPress Popular Posts」という、サイト上に人気記事を表示できるプラグインが、検索エンジンのクロールを邪魔している、という情報がありました。
このプラグインを停止&削除することで改善できるようです。
これについてTwitter上で見つかった情報は、下記のようなものです。
https://twitter.com/travel_jarna/status/1441558875233140740
「WordPress Popular Posts」の不具合はけっこう頻繁に報告されているようですし、今回も確かに、この状況が見られました(私の知人の話ですが…)。
広く知られたプラグインですので、該当するケースは多いと思います。気になる方は上記ツイートを参考にチェックしてみることをオススメします。
ただし、今回の『インデックスされない問題』の直接的な原因とまでは言えない印象です。
おしまいに
以上、2021年9月現在の『インデックスされない問題』についてお伝えしました。
ほんと、何にも判明していない中でのことなので、もしかしたら全然お役に立てない可能性も割と高いです・・・。
ちなみに、海外のSEO専門家などは、インデックスされない状況について、
「記事単体ではなく、サイト全体の問題だ」
みたいなことを言って、全体を見直すことを提案しています。
Super important for site owners to understand and something I have hammered in my posts about broad core updates. Site quality isn't about a handful of urls. It's about the site overall. Don't fix one or two things. Improve it all and over the long-term. https://t.co/h3F2ackHEf
— Glenn Gabe (@glenngabe) September 13, 2021
Googleが検索エンジン全体の品質向上に乗り出したんだとすれば、当然ながらブログ全体を見直すべきなんでしょう。
いずれにせよ、本当の解決のためには、Googleから何らかの説明があるのを待つしかないのかも知れないですね。
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