Quick Adsenseの更新でアドセンス広告が表示されない場合の対処方法

WordPressのプラグイン「Quick Adsense」を、「ヴァージョン1.9.4」に更新したところ、設定していたアドセンス広告が表示されなくなるという状況が発生しました。

これに気づいたのは2017年9月27日のことであります。

いったいいつから表示されなくなっていたのかは不明ですが、気づいた以上、手を打たないわけにはいきません。

広告収入への影響は最小限に食い止めたいですからね・・・。

原因が「Quick Adsense」にあるのか、僕の使用しているテーマにあるのかは判然としません。

もしかしたら、今後さらに新しいヴァージョンが登場して、不具合を改善してくれるかもしれませんが、のんびり待っているわけにも行きません。

そこで、とにかく今できる改善だけを施しましたので、その状況を記録しておこうと思います。

今回の事象が生じたWEBサイトの環境

プラグイン「Quick Adsense」を利用したアドセンス広告が表示されなくなった時点での、僕が運営するWEBサイトの状況を記しておきます。

使用テーマ：TCDテーマ「MAG」ヴァージョン2.2.2

※ 2017年9月6日頃にアップデート更新済み

「Quick Adsense」は、記事の上部にアドセンス広告を表示させる「moreタグ」にのみ利用していました。

それ以外の記事中、記事下の広告は、別のプラグイン「AdSense Manager」と「AddQuicktag」の併用によって表示させています。

9月27日の朝、新しい記事を投稿してプレビューをしてみると、「moreタグ」を設置した部分にだけアドセンス広告が表示されない状態でした。

試しに、ふだんは使っていない「Quick Adsense」の「Quicktag」を記事に貼り付けてみましたが、これも表示されません。

つまり、「Quick Adsense」自体が機能していないということです。

当初は、この原因が、TCDテーマ「MAG」をヴァージョン2.2.2にアップデートしたことにあると考えました。

そこで、以前のヴァージョンのTCDテーマ「MAG」を利用している別のブログでもチェックしてみることにしたんです。

すると、「Quick Adsense」をヴァージョン1.9.4に更新したとたん、アドセンス広告が表示されなくなってしまいました。

ってことは、「Quick Adsense」のアップデートに問題があるということです。

「Quick Adsense」自体に問題があるのか、それともTCDテーマ「MAG」バージョン2.2.2との相性なのか、そこは判然としません。

いずれにしても放って置けないので、「Quick Adsense」を前のヴァージョンに戻す作業を施しました。

プラグイン「Quick Adsense」を前のヴァージョンに戻す方法

案の定、「Quick Adsense」を前のヴァージョンに戻すことで、とりあえず問題は解決しました。

なので、その手順を記しておきます。

WordPressのサイト内にある「Quick Adsense」のページへアクセスします。

問題のあったヴァージョン1.9.4が表示されているので無視して、［Advanced View］をクリックします。

画面左下の［Development Version］メニューから［1.9.2］を選択し、［Download］をクリックします。

「Quick Adsense」ヴァージョン1.9.2のジップファイルがダウンロードされますので、これをパソコン上に保存しておきます。

次に、WordPress管理画面（ダッシュボード）のサイドメニューから、

［プラグイン］⇒［インストール済みプラグイン］

と進みます。

機能していない「Quick Adsense」ヴァージョン1.9.4を［停止］してから、［削除］します。

続いて、

［プラグイン］⇒［新規追加］

と進み、画面左上［プラグインのアップロード］をクリックします。

［参照］をクリックして、パソコン上に保存しておいた「Quick Adsense」ヴァージョン1.9.2のジップファイルを呼び出します。

［今すぐインストール］をクリックして、次の画面で［有効化］しましょう。

あとは、これまでと同様に設定すれば、表示されなくなったアドセンス広告が復活するはずです。

WordPressの更新画面には、相変わらず下記のようなアップデートの表示が出てきます・・・。

うっかり更新しちゃいそうになりますが、原因が判明するまでは要注意です。

WordPress自体のヴァージョン、使用中のテーマのアップデート、そして今回のようなプラグインのアップデートに際しては、ちょいちょい不具合を引き起こすことがあります。

面倒くさいですが、その都度、必要な更新か否かを判断しながら運営することが大切なようですね。