【追記・・・2019/6/21】
ここでご紹介している「AdSense Plugin WP QUADS」は使い勝手の良いプラグインではありますが、現在は「Advanced Ads」の利用が広く推奨されています。
多機能な分、「WP QUADS」より設定が多少複雑で慣れが必要ではありますが、よろしければ下記を参考に導入を検討してみて下さい。
こんにちは。ジロウです。
ここでは、WordPressプラグイン「AdSense Plugin WP QUADS」を利用して、アドセンス広告を簡単かつ最適に設置する方法をご紹介します。
これまで、同様のプラグインの1つとして「Quick AdSense」を推奨してきましたが、次のような理由から見直しが必要になってきました。
・WordPressのヴァージョンアップによって広告が表示されない不具合が頻発
・最近まったくアップデートされていない
そこで、代替案として次のように提案させて頂きます。
・プラグイン「AdSense Plugin WP QUADS」の利用
・「QuickAdSense」の残骸(クイックタグ)を一括で書き換える方法
どうやら「AdSense Plugin WP QUADS」は「Quick AdSense」をリロードしたプラグインのようで、使い方はほとんど一緒です。
2018年2月現在、最新版のWordPress(4.9.4)にも互換性があるとされています。
「AdSense Plugin WP QUADS」のインストール
■WordPress管理画面(ダッシュボード)の左サイドメニューから、
[プラグイン]⇒[新規追加]と進み、
右上の検索窓に「AdSense Plugin WP QUADS」と入力、
下図のように表示されたら「AdSense Plugin WP QUADS」の右上の[今すぐインストール]をクリックします。
ボタンの表示が[有効化]に変わるので、もう一度クリックして有効化します。
■画面が次のように変わったら、[Skip – Go to Settings]をクリックするか、左サイドメニューに追加されたメニューから、
[WP QUADS]⇒[Ad Settings]と進みます。
■下図のような画面になったら、セッティングを始めていきましょう。
記事上・記事中・記事下のアドセンス広告を登録する
「AdSense Plugin WP QUADS」では、最大で10個のアドセンス広告を登録することができます。
ここでは、記事上、記事中、記事下の3箇所について、それぞれの設置方法を解説します。
アドセンス広告コードをセットする
まずは、記事の上中下3つの広告コードを登録してしまいます。
■下図のように、[AD CODE]を選択し、「Ad1」欄の右端の[ > ]をクリックします。
■入力欄が開くので、記事上用の広告コードを貼り付け、「Layout」のボタンから下図のように「中央寄せ」をクリック選択します。
■画面を下へスクロールし、同じ要領で、「Ad2」に記事中、「Ad3」に記事下、というように登録していきましょう。
3つコードの入力が終わったら、左下の[変更を保存]をクリックします。
これで登録が完了しました。
次に、アドセンス広告を貼り付けるための設定に移ります。
アドセンス広告を理想的な場所に貼り付けるための設定
まずは基本として、アドセンス広告を記事上、記事中、記事下の3箇所に貼り付けるために、次のように設定していきます。
記事上・・・・・・「more(続きを読む)」タグに設置
記事中・・・・・・クイックタグを使って任意の場所に設置
記事下・・・・・・自動で記事の終わりに設置
これによって、
● 記事上の広告は、WordPressエディター(記事投稿)画面から「more(続きを読む)」タグを入力した場所に表示されるようになります。
「テキスト」モードでは下図のようになります。
「ビジュアル」モードでは下図のようになります。
● 記事中の広告は、クイックタグを使って好きな場所に設置できるようになります。
● 記事下の広告は、何もしなくても記事の終わりに自動で表示されるようになります。
■[GENERAL & POSITION]を選択します。
上図のようにチェックを入れ、
「・・・to End of Post」に「Ad3」
「right after the <!–more–> tag」に「Ad1」
というようにプルダウンメニューから指定します。
※ 僕が推奨する方法では「・・・to Middle of Post」は使いません(後述)。
■下へスクロールし、「Quicktags」項目の、
「Show Quicktag Buttons on the HTML Post Editor」にチェックを入れます。
完了したら、左下の[変更を保存]をクリックしましょう。
WordPressエディター画面に移って、「テキスト」モードにすると、[Ads1]、[Ads2]、[Ads3]という3つのクイックタグが表示されるようになっています。
これらをクリックするだけで、広告を貼り付けることができます。
例えば、[Ads2]をクリックすると、下図のように本文中に広告表示用のタグが挿入されます。
クイックタグの使い分けは下記のとおりです。
●[Ads1]・・・Ad1に登録した記事上の広告
※ 基本的に「more」タグを利用するので出番はあまりないでしょう。
●[Ads2]・・・Ad2に登録した記事中の広告
●[Ads3]・・・Ad3に登録した記事下の広告
※ 自動的に記事下に表示されるので出番はあまりないでしょう。
頻繁に使うことになるのが、[Ads2]の記事中に表示される広告です。
記事本文中に指定した好きな位置に、ワンクリックでこのタグを挿入すれば、広告を表示させることができます。
ちなみに、「・・・to Middle of Post」に[Ad2]を設定することで、記事下広告のように自動で表示させることも可能なのですが、テキストとテキストの間に不規則に割り込んで表示されるなど、好ましくない位置に表示されることが多く、オススメできません。
また、記事上用の[Ad1]についても、「・・・to Beginning of Post」に設定することで自動化できますが、記事タイトルの直下に表示されてしまい、Googleアドセンスのポリシーに抵触する恐れがあるので使うべきではないと思います。
なので、多少面倒でも、記事上と記事中の広告は、クイックタグを使って手動で貼り付けることを推奨します。
サイドバーにアドセンス広告を設置する
このプラグインを使って、サイドバーにアドセンス広告を貼り付けることが可能です。
参考までに、その方法もご紹介しておきます。
■[WIDGETS AD CODE]に切り替え、先ほどと同じ要領で下図のように広告コードを設置します。
■[変更を保存]したら、WordPressダッシュボード左サイドメニューから、
[外観]⇒[ウィジェット]
と進みます。
表示された画面の左側、「利用できるウィジェット」の中に、[AdsWidget1(WP QUADS)]が追加されています。
これを、「サイドバー」ウィジェットエリア内の表示させたい場所へドラッグ&ドロップします。
これで、サイドバーに広告が表示されるはずです。
すでに入力されたタグを一括で置き換える方法
「Quick AdSense」と「AdSense Plugin WP QUADS」は同様の挿入タグ(クイックタグ)を使っています。
なので、これまで「Quick AdSense」を利用していた場合には、そのまま使って問題ないはずです。
ただ、もし「AdSense Manager」等の別のプラグインから乗り換える場合、記事中に不要となったタグが残骸となって残ってしまうケースがあります。
なので、乗り換える際には、これらの不要なタグを「AdSense Plugin WP QUADS」のタグに置き換える必要があると思います。
こんな場合には、「Search Regex」というプラグインを試してみてください。
■このプラグイン「Search Regex」をインストール&有効化します。
■WordPress管理画面の左サイドメニューから、
[ツール]⇒[Search Regex]と進んで画面を表示させます。
■例えば、不要のタグを[Ads1]に置き換えたい場合には、下図のように入力します。
「Search pattern」欄に、要らなくなったタグを入力します。
「Replace pattern」欄に、[Ads1]と入力します。
■念のために確認しておきたい場合には、[Replace]ボタンをクリックすると、ブログ内の該当する箇所がズラッと表示されます。
■置き換えても良い場合には、[Replace & Save]をクリックします。
必要に応じて、[Ads2]、[Ads3]も同じ作業を繰り返します。
これで、全ての記事内の不要のタグが「AdSense Plugin WP QUADS」仕様のタグに置き換えられるはずです。
以上、WordPressプラグイン「AdSense Plugin WP QUADS」を利用したアドセンス広告の設置方法をご紹介しました。
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