アフィリエイト市場調査2017！現実と異なる？収入分布の信憑性は？

こんにちは。ジロウです。

ちょっと前のことになりますが、日本アフィリエイト協議会（JAO）が『アフィリエイト市場調査2017』を発表しました。

2013年度からの調査結果を比較してみると、アフィリエイターの収益分布は微増している状況が確認できます。

ところが、もう一方、アフィリエイトマーケティング協会（AMA）による調査結果と比較してみると、それらの数値には大きな隔たりがあることが分かります。

そこそこ稼いでいる人の数が大きく異なるんです。

いったいどちらの数値が現実に近いのか、ちょっとばかり気になるところであります。

JAOによる『アフィリエイト市場調査』結果の推移

日本アフィリエイト協議会（JAO）による『アフィリエイト市場調査』は、2016年度を除いて2013年度分から確認することができました。

まずはそれらの調査結果に見られる数値の推移を確認してみたいと思います。

2013

2014

2015

2017

出典：http://www.japan-affiliate.org/

これらを比較すると、月収3万円以上を稼ぐアフィリエイターやブロガーの割合がじわじわ増え、同時に、月収1,000円未満のそれは減少傾向にあります。

つまり、年を追うごとに稼いでいる実践者の数が微増してきているということです。

■アフィリエイト市場調査2013： 月3万円以上が2.4％、月1,000円未満が78.4％
■アフィリエイト市場調査2014： 月3万円以上が3.2％、月1,000円未満が74.3％
■アフィリエイト市場調査2015： 月3万円以上が4.0％、月1,000円未満が70.2％
■アフィリエイト市場調査2017： 月3万円以上が5.7％、月1,000円未満が72.3％

直近の2017年においては、月3万円以上のアフィリエイト収入がある実践者は全体の5.7％と、調査開始以降、もっとも高い数値になっています。

とは言っても、全体の95％近くの人が月収3万円にも届いていない・・・、という見方もできる状況です。

調査方法は今ひとつ判然としない（主要ASP各社を通じてアフィリエイターに調査協力を依頼？）けど、これらの数値の信憑性はいか程なんでしょうか？

僕の仲間たちは月収10万円どころか、数十万円稼いでいる人ばかりだし、この調査結果には違う意味で驚かされます。

JAOとAMAの調査結果を比較

そこでネット上を調べてみると、別の団体であるアフィリエイトマーケティング協会（AMA）による「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査」というものが見つかりました。

それによると、直近の2016年度の調査結果は次のようになっています。

ぱっと見では分かりにくいかも知れませんので、先の日本アフィリエイト協議会（JAO）の調査結果と比較してみましょう。

それぞれの直近の調査結果である、2017年度（JAO）と2016年度（AMA）を比較してみます。

収入別のアフィリエイター分布の数値が、それぞれ大きく異なっていますね。

特に、10万円以上の収入がある実践者の割合ともなると、なんと12倍近い差がついているのが分かります。

JAOの調査結果によれば、収入が多くなるほど、AMAのそれに比べて大きく数値が下回っています。

これほど数値が異なる理由は、調査の方法なのか規模なのか、調査対象となるアフィリエイターの質に違いがあるからか・・・？

自称アフィリエイターの中には、ブログやSNSに広告をただ貼っているだけという人もいますから、それらまで対象にしちゃうと数値も下がるでしょう。

AMAの調査対象となったアフィリエイターの方が、より積極的に活動している人たちだ・・・ということなのかな？

また、ASP各社を通じてのアンケート調査だったりすると、より自社の成績をアピールするためにデータを・・・

いやいや、そんなことはしないですよね（汗）！

ただ、少なくとも僕の周囲の状況から考えると、AMA（アフィリエイトマーケティング協会）の調査結果の方が現状に近いのではないかと想像します。

とりあえず、自分が上位のわずかな分布に属すると考えると、ちょっと嬉しかったりして・・・。

こんな話、どうでもいいよ！ って言う人もいるだろうけど、世の中にはアフィリエイトという言葉すら知らない人がまだまだ多いという現実は、ちょっと寂しいです。

たまに友人に語ると、いまだに変な目で見る奴もいるし。

正しい手法で取り組めば大きく稼げるし、知らないだけで損をしているようにも思えるんですがね。

知っているか知らないか、実践するかしないか・・・。

少なくとも僕は、知ることができたし、実践するという決断をした自分に感謝であります。