こんにちは! ジロウです。
雑記型のトレンドブログとは違い、特化型ブログにはテーマに合ったブログタイトルを付けることが望ましいと考えます。
しかし、人によっては、
「統一された方向性のキーワードで記事を書き続けさえすれば、検索エンジンAIにも認識してもらえるだろう」
という考え方もあります。
でも、せっかくなら、タイトルからして何について書かれたブログなのか認識してもらった方が、SEO的にもずっと有利だと思います。
そんな観点から、ここでは効果的なブログタイトルの付け方について解説して参ります。
ブログタイトルは後から変更するべきではないので、ジャンル選定と同様に多少の時間はかかってもじっくりと考えるようにしましょう。
1.検索結果に反映させたいキーワードを盛り込む
特化型ブログにおけるブログタイトルの役割は、
『検索エンジン&検索ユーザーに、何について書かれたブログなのかを認識させる』
ということです。
言い換えるとこれは、ブログのテーマにしているキーワードを認識させることであり、SEO的な視点からもとっても重要になります。
なので、ブログのテーマのテーマにしているキーワードを必ずタイトルに盛り込むようにしましょう。
例えば、「スピリチュアル」をテーマにしているなら「スピリチュアル」、「自己啓発」をテーマにしているなら「自己啓発」、「iPhone」をテーマにしているなら「iPhone」、というキーワードを盛り込むということですね。
更に、それに対する関連キーワードを2つ3つ加えて構成すると効果的です。
その場合の関連キーワードは、ブログのテーマキーワードにマッチしていることは言うまでもなく、中でも特に上位表示を狙いたいものを選ぶと良いでしょう。
こうした関連キーワードを選ぶには、「goodkeyword」を利用するのが便利です。
例えば「スピリチュアル」の関連キーワードを検索して「スピリチュアル ブログ」という関連キーワードをクリックすると、下図のように画面右下に検索ボリュームの推移がグラフで表示されまます。
このように右上がりになっていると検索需要が徐々に高まっているということなので、そんな上昇傾向にある関連キーワードを選ぶことができれば理想的です。
例えば、僕の趣味でもある「ビリヤード」をテーマにしてブログを作る場合、タイトルはこんな感じでしょうか。
『ビリヤードのコツや上達法を徹底解説!~POOL LABO~』
イマイチですが(笑)、テーマにする「ビリヤード」に加え、反応の良さそうな関連キーワード「コツ」、「上達」を組み合わせてあります。
なお、「goodkeyword」を絶対に使いましょう、ということでもなくて、検索エンジンに表示される関連キーワード(虫眼鏡)やサジェストワードから選んでも構いません。
最低でもブログのテーマとなるキーワードが入っていることが大前提で、願わくば狙いの関連キーワードも盛り込みたい、ということです。
2.重要なキーワードほど左寄りに表示する
これは、ブログタイトルだけでなく個別記事タイトルにも共通して言えることですが、一番に狙っている重要なキーワードほど、タイトルの左側に寄せて表記することが望ましいです。
実は、このことについては以前、下記のような記事を書いたことがあります。
と言うのも・・・
かつてはタイトルの左側にあるキーワードほど、検索エンジンAIが重視すると言われたのですが、昨今のGoogle側の見解によれば、SEOには無関係とされているんです。
しかし、僕や僕のコミュニティーのメンバーらの経験則からすると、今でもその効果を実感しているところです。
それに、もし仮に本当に無関係だとしても、左端に配置されたキーワードは少なくとも検索ユーザーの目には留まりやすいはずで、クリックされる確率を上げる可能性は高まると思われます。
さて、上記のタイトル例では上手い具合に関連キーワードも左寄せになっていますが、テーマキーワードさえ左端に配置できれば、関連キーワードは多少バラけても良いでしょう。
まず第一に、ブログタイトルにせよ個別記事タイトルにせよ、まずは “意味の通る自然な一文” に仕上げることが重要だからです。
無理して左寄せにしようとしたばかりに不自然なタイトルにするのはNGです。Googleから「キーワードの詰め込み」だと判断されたら良いことはありません。
3.文字数を30文字前後に留める
検索エンジンには、Google、Yahoo!、MSN、インフォシークなどありますが、検索結果の画面に表示されるタイトルの文字数は、概ね30文字前後です。
ならば、ブログタイトルも記事タイトルも、できるだけこれに収まる文字数にしたいところです。あまりに長いタイトルは省略されたり、勝手に表記を変更されたりします。
ただし、先述のように重要なキーワードほど左寄せに配置することを意識していれば、多少ははみ出しても良いでしょう。
また、「< >」や「&」、「|」といった半角記号は、「&lt;」や「&gt;」といったタグに変換されてしまうので使わないようにしましょう。検索ユーザーにとっては意味不明だし不気味です。
更には、矢印マーク(⇒)やハートマーク(♥)のような特殊記号は、Google検索では無視されたり表示されなかったりするので使わない方が無難です。
4.印象深いタイトルにする
ネット検索をして訪れたサイトの中で、特に印象に残っている、記憶に残っているサイトって誰にでもあるんじゃないでしょうか。
それに内容が伴っていて「また来よう!」と思ってもらえたなら、それはブロガー冥利というものです。
特化型ブログに限らず、特定のファンが付いてリピーターになってくれるのは貴重なことです。
なので我々も、記憶に残る印象的なタイトルを付けた素敵なブログを運営できたら良いですよね。
先ほどのイマイチなタイトル例では、『POOL LABO(プールラボ)』という名称をあえて付け、少しでも覚えやすいように配慮したつもりです。
もちろん英語である必要はなくて、日本語でもユニークなタイトルを付けられれば記憶に残りますから、あれこれ考えてみて下さい。
ポイントとしては、なるべく簡単な漢字や英語、平仮名やカタカナを組み合わせて、短めにすることだと思います。
5.何より自分が気に入ったタイトルにすること
気に入ったタイトルが付けられたブログには愛着が湧きます。愛着が湧けば記事更新する意欲も湧いて来ます。
逆に、そうでもないタイトルを適当に付けちゃったりすると、まぁ~ず後から変えたくなるものです。
特にけっこう稼げるようになったりすると、
「もっとカッコいいタイトルにしておけば良かったなぁ~・・・」
なんて思うものです。
狙いのキーワードさえ押さえておけば、ブログタイトルを変更することは絶対にダメということでもないのですが、いざとなると「検索順位に影響するのではないか」と不安にもなります。
なので、やっぱり最初が肝心というわけです。
これから末永く運営するはずのブログですから、ジャンル選定とブログタイトルは多少の時間をかけてでもじっくり決めるようにしましょう。
また、使用するWordPressテーマによっては、本来のブログタイトルを非表示にして、独自のロゴを表示することができるものもあります。
どうしてもイメージを変えたい場合には、訪れるユーザーの印象だけを考えるなら、ブログタイトルはそのままにしてロゴだけ変更するのも1つの手かも知れませんね。
まとめ
1.検索結果に反映させたいキーワードを盛り込む
2.重要なキーワードほど左寄りに配置する
3.検索結果に表示したい文字は30文字以内に納める
4.目にする人の印象に残るタイトルが望ましい
5.そのタイトルを自分が気に入っていることが大切
ブログのタイトルも個別記事タイトルも、その考え方はよく似ていますね。
肝心なのは、
上位表示を目指しているキーワードを必ず盛り込む
ということと、それらを
自然な一文となるように意識しつつ可能な限り左寄せに配置する
ことです。
特化型ブログはいずれ複数の運営をすることになりますから、これらのポイントはしっかり覚えておくようにしたいですね。
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