こんにちは! ジロウです。
- 特化型ブログのジャンル選定
- サーバーとのレンタル契約
- 独自ドメインの設定
- WordPressの設定
- Googleアカウントやツールへの登録
これら一連の環境が整ったら、いよいよブログの運営をスタートします。つまり、記事を投稿し始めるわけです。
記事を書く流れは、主に次のようになります。
- キーワード選定
- ライバルチェック(攻めるか引くかの判断)
- 記事タイトル付け
- 記事内容の作成
中でも、アクセスが集まるか否かを決定づける大切な工程が、記事を書く前の準備段階です。
つまり、キーワードを選び出し、競合するライバルの状況をチェックして上位表示が狙えそうだと判断できたら、選んだキーワードを組み合わせて自然で効果的な記事タイトルを付ける、という1~3の部分です。
ここでは分かりやすく解説するために、まずは、
- キーワード選定の方法
- 記事タイトルの付け方
の2点に絞ってお話しします。
キーワード選定にはキーワードプランナーを使おう
キーワード選定にはGoogleのキーワードプランナーを利用します。
まずは基本となる流れを解説しましょう。
まだキーワードプランナーを使ったことがない方は、まずは下記を参考に登録を済ませて下さい。
キーワードプランナーの設定
まずはキーワードプランナーにアクセスしましょう。
下図のような画面になると思いますので、左側の「新しいキーワードを見つける」をクリックしましょう。
「トピックに関するURLかキーワード」と表示された部分に、検索したいキーワードを入力します。
例えば、今回は「掃除」と入力してみます。
入力して[Enter]キーを叩くと、下図のようになるので、[開始する]をクリックします。
データが表示されますが、このままではちょっと絞り込みが大ざっぱなので、「掃除」を含むキーワード候補だけを表示するように設定します。
画面中央付近の[フィルタを追加]をクリックしましょう。
メニューが表示されるので、「キーワードのテキスト」をクリックします。
キーワードのテキストを入力するウィンドウが開くので、「掃除」と入力して[適用]をクリックします。
すると、「掃除」というキーワードを含む候補だかがズラッと表示されました。
でもこのままでは並び順がランダムなので、「月間平均検索ボリューム」が多い順に並べ替えます。
「月間平均検索ボリューム」と書かれた枠をクリックすると、左端に「↓」が表示され、「月間平均検索ボリューム」が多い順に表示されるようになります。
記事タイトルに盛り込むキーワード選定の流れ
ブログを開設して間もない内は、あまりに検索ボリュームが多いキーワードは使いません。
基本は、月間平均検索ボリュームが500~600PV程度のキーワードを狙うことです。
それも最初の内は、100PV~300PV程度のキーワードから、関連性の高いものを2つ3つ組み合わせて、その合計が500PV~600PV程度になるように選び出します。
そしてアクセスが50、70、100PVと集まるようになったら、単一で検索ボリュームが500~600PVのキーワードも採用して行きます。
例えば「掃除」の場合、画面をスクロールしていくと下図のようになりました。
よく見て行くと、
「浴槽 掃除 洗剤」
「風呂 壁 掃除」
「湯船 掃除」
という3つのキーワード候補はいずれもお風呂まわりに関連するもので、合わせる検索ボリュームは590PVであることが分かります。
これらを組み合わせて記事タイトルを作ってみましょう。
重複したキーワードを除くと、「浴槽 洗剤 風呂 壁 湯船 掃除」という6語ですね。
これらのキーワードで検索してくる人が知りたいことを想像してみると、
「浴槽の掃除に使う良い洗剤は何だろう?」
「お風呂の壁の掃除の仕方は?」
「湯船を効率良く掃除する方法は?」
といったことだと考えられます。
これを念頭に、自然な日本語として成り立つように組み立ててみると、例えば次のようになりました。
『風呂場の浴槽や壁の掃除のコツは?売れ筋のおすすめ洗剤7選!』
今回のケースでは「湯船」という1語が余ってしまいましたが、「浴槽」と同義とも解釈できるし、記事本文中の見出しに使うなどすればSEO的な効果は発揮されます。
採用するキーワードは関連性のあるものに限られますから、合計がきっちり500PV、600PVとはなりませんし、その都度ケース・バイ・ケースで判断することが求められます。
検索ボリュームが100PV以下のキーワードは記事タイトルに使わない
記事タイトルには、月間平均検索ボリュームが100PV以下のキーワードは使いません。
とは言え無視するわけではなくて、記事の中の見出し(h2、h3レベル)、もしくは記事本文中に使うようにします。
先ほどもちらっと触れましたが、見出しにキーワードを盛り込むことでもSEO的な効果は見込めますから、記事タイトルに盛り込むほどでもないキーワードや、優先順位から溢れてしまったキーワードは見出しに利用すると良いでしょう。
ただし、記事タイトルや記事内容に関連のある、あるいは関連付けることができるキーワードに限っての話です。
まるで関係のないキーワードを盛り込んだところで意味はなく、むしろ逆効果になる可能性がありますから注意して下さい。
記事タイトルに盛り込むキーワードは、月間平均検索ボリュームが100PV以上で、関連性のあるキーワードを500~600PV程度になるように組み合わせて使う、ということを覚えておきましょう。
検索ボリュームが大きいキーワードの使い方
それでは、月間平均検索ボリュームが単体で600PV以上とか、2,000、3,000という大きなキーワードはどうすれば良いのか・・・?
これらは、あなたのブログの毎日の平均アクセス数の増え方に応じて記事タイトルに取り入れるようにします。
なぜなら、検索ボリュームの大きいキーワードにはライバルが多く、しかも強豪がひしめいていると考えられ、駆け出しの弱いブログが狙ったとしても勝ち目はないからです。
検索ボリュームの大きなキーワードを狙っても良い目安としては、次のように覚えて下さい。
毎日の平均アクセス数が100PV・・・検索ボリュームが2,000~3,000PVのキーワード
毎日の平均アクセス数が200PV・・・検索ボリュームが4,000~6,000PVのキーワード
毎日の平均アクセス数が300PV・・・検索ボリュームが6,000~9,000PVのキーワード
・・・
つまり、毎日の平均アクセス数の20~30倍程度の検索ボリュームなら、記事タイトルに盛り込んでも良いだろうという目安です。
「狙っても良い」という言い方をしたのは、あくまでも検索ボリューム500~600PVのキーワード(の組み合わせ)で狙って行くのが基本だからです。
このレベルの検索ボリュームを狙えばライバルも少なく、少ない検索需要ながらもアクセスを独占的に集めることができます。
なので、ブログの毎日の平均アクセス数が100PV、200PVと伸びたとしても、当面は検索ボリューム500~600PVのキーワードを狙い、たまに(10記事に2、3記事程度?)検索ボリュームの大きなキーワードでも書いてみる・・・というイメージで覚えておくと良いでしょう。
検索ボリュームが大きすぎるキーワードの使い方
ではでは、4,000、6,000、8,000、10,000PVといった月間平均検索ボリュームが大きすぎるキーワードは、どのように扱ったら良いのか?っていうお話です。
このレベルのキーワードは真っ向から勝負しても勝ちようがないので、「goodkeyword」という無料ツールを使って、キーワードの細分化をします。
例えば、キーワードプランナーで「エアコン フィルター 掃除」というキーワードの検索ボリュームが5,400PVですが、これを「goodkeyword」で検索してみます。
すると、「エアコン フィルター 掃除」に関連したキーワードがズラッと表示されます。
これらの中から、気になるキーワード、ネタになりそうなキーワードを選んで、キーワードプランナーでチェックしてみます。
例えば、「エアコン フィルター 掃除 頻度」で調べてみると下記のようになりました。
320PV・・・このまま狙っても良いですし、関連のある別のキーワードと組み合わせて500~600PVになるように狙っても良いでしょう。
こんな感じで、ビッグキーワードも更に細分化することで “つけ入るスキ” が見えてきます。
キーワード選定の考え方として、ぜひ取り入れて下さいね。
まとめ
開設して間もない特化型ブログでは、
・単一で月間平均検索ボリューム500~600PVのキーワードを狙う
・月間平均検索ボリューム100PV以上のキーワードを組み合わせて、合計500~600PV程度のキーワードを狙う
※ 基本的には後者を推奨!
月間平均検索ボリュームが100PV以下のキーワードは記事タイトルに盛り込まずに、見出しや記事本文に使いましょう。
ブログの毎日の平均アクセス数が100PV、200PVと増えてきたら、その20~30倍の月間平均検索ボリュームのキーワードを狙い始めても良いです。
でも、あくまでも基本は月間平均検索ボリューム500~600PV程度のキーワードを狙って行くことであって、これは10回に2、3回の投稿に抑えるのが吉です。
検索ボリュームが大きすぎるキーワードは、「goodkeyword」を使って細分化してから活用すると狙いやすくなります。
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