こんにちは! ジロウです。
特化型ブログやトレンドブログに初めて取り組まれる方に共通する最初の壁・・・。
それが、
「で、いったい何を書けばいいんだろう?」
ということではないでしょうか。
サーバーとの契約、ドメインの取得、WordPressの設定・・・。これらはやるべきことが明確だから、それほど苦労することはないと思います。
でも記事を書く作業は、ほぼゼロの形のない状態から自力で進めなければならないので、何をどうすれば良いか分からずに手が止まってしまう人が多いことでしょう。
準備万端整って、いざ始めようと思ったら何を書けば良いのか分からず、当初のヤル気が空回り。
ここからが本番なのにジリジリしますよね。僕にも経験のあることなのでよく分かる気がします。
でもこれは、ブログにアクセスを集めるための基本原則を思い出すことで解決できます。
何をどのように書けば良いのか、僕の考え方をお伝えしますので参考にしてみて下さい。
自分がネット検索する時の目的を思い返してみよう
あなたは検索エンジンを利用する時に、何を求めて検索し、開いた記事に何を期待しますか?
それを思い返してみれば、自分のブログに何を書けば良いのかが見えてくると思うんです。
人は、何か知りたいこと、探している情報があって検索エンジンを利用するわけですよね。
そして検索結果の画面にズラッと並んだ記事タイトルの中から、自分の「知りたい」に応えてくれていそうなものをクリックすることになります。
開いた記事が、自分の疑問を晴らしてくれる内容であれば満足できます。
でも、内容が物足りなかったり、分かりづらかったり、的外れだったりすれば、きっとまた別の記事を求めてブラウザバックするか、検索をやり直すかすることになるでしょう。
ユーザーが「自分が求める情報とは違う!」と早々に離脱してしまえば、リピーターになってくれる可能性は低くなるし、ブログの評価に悪影響を及ぼすことにも繋がります。
つまり我々には、ユーザーの検索意図と記事の内容に齟齬(食い違い)が生じないように書くことが求められるんですね。
では、どうすれ良いのか?って言うと、自分が付けた記事タイトルに沿って文章を書けば良いのです。
記事タイトルに沿って記事本文を書く
我々はブログに記事を書く際に、まずは事前にネタを探します。
そのネタを記事にするに当たっては、アクセスを集めるために検索需要があるキーワードを選び出します。
これがターゲティングの作業です。「こんな疑問がある人、集まって!」と、特定のニーズを持つ人たちに呼び掛けたいわけです。
キーワードとは検索窓に打ち込まれる言葉であって、言い換えるとすれば、検索ユーザーが抱える「謎」です。
それを盛り込んだ記事タイトルは、言わば検索ユーザーの質問を代弁する一文です。
検索結果の一覧からその一文を見つけて開いてくれるユーザーは、まさしく想定したニーズにマッチした人だと言えます。
そしてそのユーザーは、「自分の疑問を解消してくれるだろう」と期待して記事を開いてくれるわけです。
すなわち我々は、その疑問に対する答えや情報を提供するための記事内容を書けば良いのだ、ということです。
キーワード = 検索ユーザーが抱える「謎」
記事タイトル = 検索ユーザーの質問
ということは・・・
ブログ記事 = 検索ユーザーの質問への回答である
ここで、記事が完成するまでのプロセスをざっくりイメージしてみましょう。
記事完成までのプロセスをイメージしよう
【STEP1:ネタ選定】
世間の人が「知りたい」と思って検索するであろう物ごとを見つけ出す作業です。
【STEP2:キーワード選定】
検索する時に入力されるであろうキーワードを選び出す作業です。世間の人の「知りたい」をキーワードに変換する作業だと言っても良いでしょう。
【STEP3:タイトル付け】
キーワードを効果的に組み合わせて記事タイトルを付けます。記事タイトルはユーザーの質問を代弁するものだと言えます。
キーワード選定及び記事タイトルの付け方、考え方については、下記が参考になると思います。
【STEP4:情報収集】
人の「知りたい」に対する回答となる情報を集める作業です。
【STEP5:記事構成】
記事タイトルとキーワードに沿って、
序文 ~ 見出し1 ~ 見出し2 ~ 見出し3 ~ まとめ
というように本文の構成(組み立て)を考えます。
あくまでもケース・バイ・ケースですが、ストーリー仕立てにして徐々に本題に近づくように見出しタイトルを考えると良いです。
例えば、本題を「見出し3」に持って来るなら、それに関連した情報を「見出し2」に、更にその元になる情報を「見出し1」にと逆算的に配置するイメージです。
全体にストーリー性を持たせて、本題に触れるのを最後の見出しにすることで、とりあえずは記事全体に目を通してもらえる可能性が生まれます。
別のケースとしては、最初の見出しで本題について書き、それを補う情報を次の見出しに書いていく方法もあります。
例えば、「○○花火大会の穴場情報」に関する記事を書いた場合、訪れたユーザーは、
「その穴場へのアクセス方法は?」
「駐車場はあるの?」
と、本題に関連する疑問が湧くと予想されます。
このようにユーザー目線を先回りするように想像し、関連情報を提供していく流れです。
実はこちらの方が、広い目で見ると正統派だったりします。
【STEP6:記事作成】
読む人の「知りたい」に対する回答を文章化して行きます。前のSTEPで考えた見出しに沿って書き進めれば良いでしょう。
文字数は最低でも、トレンドブログなら1,500文字以上、特化型ブログなら2,000文字以上を目指しましょう。
各見出しごとに、
- 結論
- 根拠
- 具体例
の順に書くと伝わりやすいと思います。
「答えは○○です。はい、終わり」
ではなく、集めたデータ(口コミ、評判、世代別、性別etc…)や、自分自身の意見、感想、経験談を盛り込んで、内容の濃い記事に仕上げます。
ユーザーの利便性を考えながら文字装飾を施したり、画像の貼り付けやSNSの共有も利用します。
主にトレンドブログの運営を念頭にした記事ですが、画像やSNSの使い方については下記が参考になるかも知れません。
どうでしょうか・・・。記事を書くという作業がどのようなことか、少しでも見えて来たら良いのですが・・・。
一般人には一般人なりの書き方がある
我々がブログで稼ぐために、間違ってはいけないことがあります。
それは、
「日記のように他愛のないことを何記事書いても稼げないよ」
ということです。
ブログと言うと、芸能人のオフィシャルなものをイメージするからか、友人と話をしていると、
「どうしてブログなんかで稼げるの!?」
などと驚かれたりします。
そもそもブログは自分の意見や感想を日記風に記して公開するものですから、
「一般人のおまえがどうやって!?」
と不思議に思うのは無理もないでしょう。
我々のブログと芸能人のブログとでは、考え方が全く異なります。
人気芸能人には既に特定のファンがいるので、何を書いたってアクセスが集まります。
対する我々にはそんな影響力はありませんから、検索需要のあるキーワードで記事を書いてアクセスを集めるわけです。
そこには、訪れる検索ユーザーのニーズを満足させる義務があると思うのですが、丁寧に書かれた詳しいブログだと認識されればファンとしてリピーターになってくれる人もいます。
人気芸能人・・・既にファンがいる ⇒ アクセスが集まる
一般人・・・アクセスを集める ⇒ 評価される ⇒ ファンが付く
人気芸能人のように最初からドカンとアクセスを集めるのは難しいですが、地道にコツコツと丁寧な記事を書き続ければ、いずれ近い将来には沢山のアクセスが集まるブログに成長します。
とは言え、所詮ブログはブログ!難しく考えすぎてもダメ
「何を書けば良いのか分からない」
「こんなことは書いても良いのか?」
と悩むこともあるとは思いますが、あまり難しく考えすぎないで下さい。
大きく分けると、記事を書く時のお約束ごとは2つだけです。
- 検索ユーザーのニーズを満足させる(ように努める)こと
- GoogleによるNGワードや公序良俗に配慮した表現であること
これらさえクリアしていれば、何を書いたって良いのです。
例えば、あなたの個人的な意見、感想、経験談などは、ライバルが真似のできないオリジナリティーとして差別化できる上に、他人にとっては貴重な情報にだってなり得ます。
しかも、自分自身のことを書くのは苦労が少なく、楽しく作業できるものです。
どうか気を楽にして、ブログ運営に臨んで頂きたいと思います。
1記事に必要な文字数は?トレンドブログと特化型ブログを比較
ブログで収益を得ようとする場合、1記事の文字数はどれくらい書けば良いのか?
その “目安” についてお話しします。
トレンドブログに書く「NOWネタ」では、1記事に1,500文字程度、場合によっては1,000文字程度でも稼ぐことができます。
なぜなら、今起きたばかりの事象をネタに記事を書くので、ライバルが少ない(居ない)からこの程度でも上位表示させることが可能だからです。
でもその反面、記事のアクセス寿命が短い(短期間しか稼げない)という欠点があります。
特化型ブログでは、経験則として、1記事に必要な文字数は最低でも2,000文字を目安にすることになります。
なぜなら、長期間安定した収益を目指すのが目的だからです。
そのために、長期間安定してアクセスを集められるキーワードを選びます。
しかし、そこにはライバルも少なからず存在します。
そのライバルの数や強さなどを総合的に見て、それらの上を行く内容の濃い記事を書く必要があります。
すると、必然的に最低でも2,000文字は超えるはずだと思います。
そのキーワードに関する内容の濃い記事、適切な情報量が多い記事は、検索ユーザーのニーズを満たすことに繋がります。
それと同時にGoogleからの評価が上がり、検索上位に表示されるというSEO的な効果も得られます。
検索上位に表示されれば安定的にアクセスが集まるようになるので、長期的に稼ぐという目的を達成できる、という流れですね。
あくまでも自分のオリジナル部分の文字数のことだとご理解下さい。
まとめ
ブログ記事は、検索ユーザーの質問、疑問に回答する文章を書きましょう。
それには、記事タイトルに関する答えを丁寧に詳しく書けばOKです。
記事を作成するプロセスを見つめ直すと、どのような内容の文章を書くべきか見えて来ると思います。
また、我々がブログで稼ごうと思ったら、、検索ニーズがある(あるであろう)キーワードを使ってアクセスを集めるだけでなく、訪れるユーザーにできるだけ幅広い付加価値を与えて満足してもらうことが大切です。
そのためには内容の濃い文章を書く必要があるので、特に特化型ブログの記事については最低でも2,000文字程度にはなるはずです。
満足感を与えられればリピーターになってもらえる可能性があるし、そうした記事が増えれば増えるほどブログは成長して高い評価を得られるようになります。
高い評価を得られれば検索上位に表示されやすくなり、それだけ収益も増大するはずです。
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