トレンドブログの「NOWネタ」におけるタイトル付けの重要ポイント

トレンドブログNOWネタのタイトル

 

この記事に書かれた内容は、2019年当時まで通用していた情報です。

2022年現在では再現性が乏しいと考えられるため、あくまでも参考(思い出?)程度にとどめて頂けたら幸いです。

 

こんにちは! ジロウです。

 

ここでお話しすることは、どちらかと言うと「キーワード選定」のカテゴリーに入るのかも知れません。

でも、「キーワード」と「タイトル付け」とを分けて解説するせいか、いざ記事タイトルを考える際にどうも重要なポイントが抜け落ちてしまう傾向があるようです。

なので、この重要なポイントを「キーワード」の考え方と「タイトル付け」に絡めて、あらためて解説してみました。

 

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アクセスを左右するタイトル付けの重要ポイント

「NOWネタ」記事のタイトル付けにおいて、最も忘れてはならない重要なポイントがあります。

それは、

『元ネタの中で “既に明らかになっている事” は検索されない』

ということです。

 

ネタ選定の項でも説明したとおり、検索ユーザーが検索窓に入力するのは「知りたい!」と思った “謎” の部分であることを忘れてはいけません。

つまり、「既に明らかになっている事」キーワードになり得ないし、タイトル内に必要以上に記述しても意味がないということなんです。

 

どうしてもタイトルに入れるとすれば、

『何について書かれた記事なのかを知らせる最低限の事実』

だけにとどめ、限られた文字数のタイトルはもっと有効に使うべきです。

 

記事タイトルの良い例&悪い例

ちょっとややこしいと感じられるかも知れないので、例を挙げて説明します。

そう、またしても登場(?)の “ヘタな例文” ですが、ご容赦下さい・・・。

元ネタ報道の例文
梅雨明け切らぬ7月上旬の蒸し暑い夜のこと・・・。
元ゾンビ系人気アイドルグループ『ZQN48』のセンターで、女優としても注目を集める蟻村霞(ありむら かすみ)(22)が、東京都港区のカラオケ店から出てくるところを記者がキャッチした。

酒に酔ったのか泣いている様子の蟻村・・・。
その肩を抱くように連れ添っていたのは、若手人気俳優のY(29)である。
関係者によれば、この日は半年後に公開を控えた映画がクランクアップし、その打ち上げを兼ねた飲み会が催されていたという。

泣きじゃくる蟻村を献身的になだめるYは、通りかかったタクシーを止めると、2人で乗り込んで夜の街に消えて行った・・・。

たまたま観ていた映画「アイアムアヒーロー」と、当時話題になった前田敦子さんの報道をかけ合わせたらこんな例文になってしまいました・・・。
さて、これをネタにして、以下のようなキーワードを選んだとします。

 

【選んだキーワード】

メインキーワード(主語)・・・若手人気俳優Y
一番狙いのキーワード・・・・・若手人気俳優Y
二番狙いのキーワード・・・・・蟻村霞泣いていた理由カラオケ店どこ(場所)
連想ワード・・・・・・・・・・熱愛(関係)

これらを、優先順位の高い狙いのキーワード(検索窓に入力されると思われるキーワード)から、タイトルの左側寄りに盛り込んでいきます。

 

【考えられるタイトルの例】

・若手人気俳優Yは誰?蟻村霞と打ち上げしたカラオケ店がどこなのか気になる!

・若手人気俳優Yは誰?蟻村霞と熱愛関係?話題のカラオケ店の場所もチェック!

・若手人気俳優Yは誰?カラオケ店の場所や蟻村霞が泣いていた理由も知りたい!
etc…

 

これらのタイトル案は、まあまあ及第点だと思いますが、対して、次のタイトルはいかがなものでしょうか・・・?

・蟻村霞が若手人気俳優Yと夜の街へ消えた?映画の打ち上げでカラオケ店に!

 

お分かりでしょうか・・・? こちらはダメな例ですね。

メインキーワードこそ左寄りに入れてはありますが、このタイトルに書かれているのは、元ネタで既に明らかになっている事実ばかりです。

「夜の街に消えた」「映画の打ち上げ」いずれも “謎” を表したワードではなく、検索窓に入力する人が多く存在するとは思えません。

まるでネタ元のニュースサイトの報道タイトルみたいだし、検索ユーザーの「知りたい!」に応える感じがまったくありませんよね。

これでは、検索エンジンAIが進化しているとは言え、ライバルも多いであろう中にあって期待するようなアクセスを集めることは難しいでしょう。

 

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記事タイトルに盛り込むべきキーワードの概念

トレンドブログに限ったことではありませんが・・・

 

“キーワード” とは、

『検索ユーザーのクエリ(質問、要求)を的確に連想し、明確に言語化したもの』

であって、

『検索ユーザーが検索窓に入力するであろう言葉』

のことだとお考え下さい。

 

このことを押さえておき、ユーザー目線(他者目線)で連想することができれば、そうそうブレることはないと思います。

 

また、キーワード選定カテゴリーでお話しした『誰』、『どこ』、『理由(なぜ)』といった「5W1H」“常套句” は、それ自体がキーワードになるだけでなく、組み合わせも自在ですから、是非とも覚えて頂きたいと思います。

 

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