こんにちは! ジロウです。
ASPで取り扱っている広告案件をトレンドブログに貼ることで、アフィリエイト報酬を狙うことができます。
楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイトに比べると難易度は高くなりますが、基本的な考え方は一緒です。しかも、成約した場合には1件あたりの報酬額が高額なので、上手に運用すれば月収10万単位の収益に繋がります。
案件毎に提携申請しなければならない手間はありますが、コツが分かれば後々、ASPにキャッシュポイントを置いた特化型ブログや、サイトアフィリエイトにも応用でき、一般アフィリエイターより何歩か上を行く運営を目指せます。
ビジネスの幅が広がるので、当然ながら収益拡大の可能性も高くなりますね。
トレンドブログ記事にASPを絡める基本的な考え方
まず最初に心得ておくべき大前提は、我々はトレンドブログを運営しているのだ、ということです。
トレンドブロガーと一般アフィリエイターとでは発想の起点が根本的に異なり、これがトレンドブロガーの強味にもなっています。
記事ネタ有りきでASP案件を検索・・・トレンドブロガー
ASP案件有りきで記事を作成・・・一般アフィリエイター
つまり、同じアフィリエイトでも最初のきっかけが違うんですね。
一般アフィリエイターは、まず最初に案件選びから入り、キーワード選定とリサーチを繰り返してターゲットを定めるなどした後に、その案件を売り込むためだけにコンテンツを作成します。
同じ案件を扱うライバルも大勢いるし、狙うキーワードも競合することが多いでしょうから、アクセスを独占することは至難のわざです。その商品やサービス有りきでキーワード選定する以上、誰しも似通った発想になるのは当然の流れかも知れません。
それに対してトレンドブロガーは、トレンドとなった話題そのものをネタにキーワードを選ぶので、最初から商品やサービスを狙ったアフィリエイターの記事とは競合しようがありません。
トレンドブログでは、次のような流れでASP案件を扱います。
① アクセスを集めることを目的にトレンド記事を書く
② その話題、あるいは、訪れるユーザーの関心にマッチした商品やサービスは何かを考える
③ ASP案件を検索する
④ 興味を引く誘導文を書いて広告を貼る
そう、悪い言い方をすると「ついでにアフィリエイトを行う」ようなイメージです。でも、アクセスが集まりさえすれば、訪れるユーザーの中から一定数の需要は見込めますし、その人たちの興味を引くことができれば成約に繋がる可能性は大いにあります。
ちょっと分かりにくいかも知れませんので、もう少し具体的に見て行きましょう。
トレンド記事にASPを絡ませるパターン例
【Pattern1】
①「タイトル あらすじ 公開中止の理由」といったキーワードで記事を書いた
② 動画配信サービスで配信される可能性があるのでは? と、主だったVODサービスを調査
③「U-NEXT」で来月から配信されることが判明したので、ASP「Link-A」を通じて即刻提携申請
【Pattern2】
① ネット上を調べた結果、ブランド名が判明
②「女優名 抱っこ紐 ブランド 購入方法」等のキーワードで記事を投稿
③ ASPや楽天、Amazonで扱っていないか? と検索
④ 楽天やAmazonには出品されていなかった
⑤ 「○○○○抱っこ紐 ASP」「○○○○抱っこ紐 アフィリエイト」と検索してみたところ、ASP「アフィb」に該当案件があることが判明
もし探している商品やサービスが見つからなかったら・・・?
上記のケースの場合、広告を取得できる他社製の抱っこ紐の人気ランキングを載せるなどして代用することも選択肢の1つです。
【Pattern3】
① この英会話の先生のプロフィール記事を作成
② 独自の英会話教材を販売していることが判明
③ さらにネット上を調査してみると、意外に高い報酬額でアフィリエイトが可能だった
【Pattern4】
①「A 脳トレとは 方法」をキーワードにして記事を書いた
② Twitterや5チャンネル等からAが利用した脳トレ法が判明
③「アクセストレード」で教材のアフィリエイト案件を発見
Pattern2でも触れたように、該当する商品やサービスがどのASP案件にも見つからない場合には、必ずしも完全一致した商品やサービスに限定することはありません。
アクセスしてくるユーザーが、どんな状況にある人で、どのような情報を求めているのか、そのニーズを想像することで、その他の関連商品を提案することも可能になるはずです。
というわけで・・・
そもそもトレンドキーワードでPV数は確保できているのだから、アドセンスだけを収益源にするのは勿体ない話です。
ですから、常に「アドセンス × ASP(あるいは楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイト)」という思考を持つことで増益に繋げて行きましょう。
VOD案件の訴求に見る具体的な攻略法
2019年夏現在、トレンドブログと相性の良いASP案件の1つに「VOD(ビデオ・オン・デマンド)」があります。映画、ドラマ、アニメ、バラエティーといった動画のほかに、雑誌やマンガ等の電子書籍を扱うサービスもあります。
主だったところでは、「U-NEXT」、「Hulu」、「FODプレミアム」、「ビデオマーケット」、「auビデオパス」などがあり、いずれも初回登録に限り無料のお試しサービス期間を設けているので、比較的成約に結びつきやすい状況です。
これらの案件は「Link-A」、「アフィb」、「アクセストレード」、「バリューコマース」など、複数のASPが取り扱っていて報酬額には多少のばらつきがあるものの、概ね1件あたり1,000円~1,500円くらいの報酬が得られます。
ご自分のトレンドブログにドラマネタや映画ネタを仕込んでいる場合には、すぐにでもアフィリエイトに着手できるので、是非取り組んで頂きたいと思います。
そこで、僕が考える基本的な取り組み方について、ざっくりとお話ししてみたいと思います。ほかのアフィリエイト案件にも応用できる考え方なので参考にしてみて下さい。
【手順1】上記の主だったVODサービスと提携する
同じVODサービスでも、ASPによって報酬額は異なります。「U-NEXT」はこっちの方が高いが「Hulu」はあっちの方が高い、といった具合です。
でも最初のうちは1つのASPに統一して全てのVODサービスと提携することをおすすめします。ASPには最低振込金額が定められていますから、報酬を分散させるとなかなか振込金額に達しない・・・なんてことにもなりかねません。
【手順2】提携したVODサービスそれぞれの登録方法&解約方法を記事にまとめる
VODサービスへの訴求がしやすい理由は、初回登録時の無料お試し期間にあると言っても過言ではありません。つまり、お試し期間内に解約すれば無料で利用できるわけです。
なので訴求時には、各社ガイドラインに抵触しない範囲で「実質的に無料で視聴できる」ことをアピールすることが多くなります。
でも、自分のブログ内に登録方法や解約方法を説明していなければ、せっかく登録する気になったユーザーが別のサイトへ移動してしまう可能性があります。
なので最初に、これら各社の登録方法&解約方法をまとめておき、そこにアフィリエイトリンクを貼っておくのです。そしてこのページに各トレンド記事から「詳しくはこちら」と誘導してあげるという流れです。
こうするメリットはほかにもあります。トレンド記事を書く度にいちいち登録方法や解約方法に触れていると、手間がかかるだけでなく、下手をすればGoogleから「重複記事」と判断されて低品質のレッテルを貼られる可能性もあります。
このような面倒な状況を避ける意味でも、個別に登録方法&解約方法をまとめた記事を書いておくのが吉です。自分で実際に登録&解約してみて、その手順をスクリーンショットを撮りながらまとめられたら最高ですね。
なぜなら、自動的にVODサービスの広告が表示される可能性が高いため、ユーザーを混乱させるばかりか収益を取りこぼすことにも繋がるからです。
【手順3】VOD各社を比較する記事を書いておく
さらに、VOD各社のサービス内容やメリット&デメリットを比較する記事を仕込めたら効果的です。
無料お試し期間の長さ、月々の負担額、ポイント付与システム、見放題動画の本数、対応デバイスといったユーザーが気にするであろうポイントを比較します。
提携している全てのVODサービスをランキング形式で1つの記事にまとめるのも良いですが、とかく比べられがちな「U-NEXT」と「Hulu」、「Hulu」と「FODプレミアム」といった具合に、2つのサービスを比較する記事が何パターンか書ければ尚良いでしょう。
【手順3】の比較記事は「できたら」レベルですが、【手順2】の登録方法&解約方法の記事は必ず書いておくことを推奨します。
【手順4】映画・ドラマ・テレビ番組にまつわるトレンド記事を書く
あとは日常のトレンドブログの作業で映画・ドラマ・テレビ番組にまつわる記事を書く度に、可能な限りVODサービスへの訴求(登録方法&解約方法ページへの誘導)をします。
■映画
公開中の新作映画については、シリーズ物なら前作の視聴を促したり、主演俳優や監督の過去作で訴求します。
公開時に話題になった作品が新たにVODサービスで配信をスタートする場合もチャンスです。ASPから新作情報のニュースがメールで届きますから、マメにチェックしておきましょう。松坂桃李さんが主演した「娼年」のように、多少エロティックな作品は需要が高いので、Googleのポリシー違反にならない範囲で記事を書いて訴求すると稼げます。
テレビ放映される映画については「見逃し配信動画」という王道キーワードで訴求できます。
また、公開時に何かしらの話題があって、それについて過去に書いた記事があるのなら、VODサービスでの配信状況を調べた上で「ここで視聴できるよ」と誘導すると良いでしょう。過去の記事であっても、ひょんなきっかけで再びアクセスが伸びることはよくある現象です。
■ドラマ
基本的には「見逃し配信動画」で訴求します。放送中のドラマは1週間以内であれば公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で無料視聴することができますが、それを過ぎればVODサービスの出番です。仕込んでおかない手はないでしょう。
また、話題の新作映画に出演する人気俳優や監督の過去作品を紹介したり、リメイクドラマのオリジナル作品で訴求するのも可能性が高いです。
■バラエティー番組
これもまた「見逃し配信動画」で訴求するのが基本です。全てではありませんが、VODサービスではバラエティー番組も配信されています。
放送後にネットニュースやSNSで話題になった番組や出演者は「動画 見逃し配信」といったキーワードで検索される可能性が高くなるので、そのニーズに応える形で誘導します。
以上、さわり程度ではありますが、VODサービスを狙う流れについてお話ししました。
動画だけでなく、雑誌のグラビア(袋とじ)、原作マンガ等での訴求もできるので工夫してみて下さい。ご質問頂ければヒントを差し上げることも可能です。
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