WordPressブログを自力でバックアップ!覚えるべき基本的な方法を解説

ブログのバックアップ

 

こんにちは! ジロウです。

 

WordPressでブログを運営しているなら、定期的にバックアップを取ることが肝心です。

昨今では、海外を中心にWordPressの乗っ取りが横行していますし、自身のカスタマイズのミスやサーバーの不具合など、ある日突然に稼いでいるブログが機能しなくなる可能性はゼロではありません。

しかし、そうした不測の事態であったとしても、ブログの管理は自己責任が原則です。

 

今回は、もしもの事態に備えたWordPressブログのバックアップについて、お話しして参ります。

バックアップ用の便利なプラグインもありますが、ここでは後学のために自力でバックアップを取る方法を中心に解説します。

 

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【STEP1】WordPressデータのバックアップ

まずは、FTPソフトを使って、WordPress内のデータをバックアップ(ダウンロードして保管)しましょう。

 

FTPソフトには無料で利用できるものが幾つかあります。例えば、主にWindowsで作業する僕は「FFFTP」という定番ソフトを使っています。

ここでも「FFFTP」を利用することを前提に解説して参りますが、Macを使っている方は「FileZilla」等の別のソフトを探してみて下さい。

 

 

 

さて、「FFFTP」を使ってサーバー内の特定のWordPressにアクセスすると、次のような画面が表示されます。

 

 

この内、バックアップが必要なデータは、「wp-content」内にある下記のディレクトリです。

 

  • plugins(プラグイン)
  • themes(テーマ)
  • uploads(画像など)

 

「wp-content」をダブルクリックして中身を表示させ、下図のようにこれらを見つけて下さい。

 

 

これらを1つずつダウンロードして行きます。

画面左上のフォルダーアイコンをクリックして、パソコン内のダウンロード先を指定して[OK]をクリックします。

ここでは「デスクトップ」を指定してみました。

 

 

まずは「plugins」をクリックして指定し、左上のダウンロードボタンをクリックします。

 

 

すると、ダウンロードが開始されますので、終わるまで待ちましょう。

 

この調子で、「themes」「uploads」と順番にダウンロードして行きます。

ブログの規模によっても異なりますが、けっこう時間が掛かることもあります。

 

ダウンロードしたデータはフォルダーにまとめ、ブログ名や日付を名前にして保存しましょう。

 

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【STEP2】記事やコメントのバックアップ

続いては、肝心なブログの記事や、読者から寄せられたコメントなどのバックアップを取ります。

これらはFTPソフトではダウンロードできないので、WordPressに備わった機能を利用します。

 

WordPress管理画面(ダッシュボード)の左サイドメニューから、[ツール]⇒[エクスポート]と進みます。

 

 

「すべてのコンテンツ」にチェックが入っていることを確認して、[エクスポートファイルをダウンロード]をクリックします。

 

 

ダウンロードダイアログボックスが開くので、「ファイルを保存する」を選択してから[OK]をクリックしましょう。

 

 

これでパソコンのダウンロードフォルダーに「XML」ファイルが保存されます。数秒で終わると思います。

 

ダウンロードできたら、先程のバックアップフォルダーに移して一緒に保存しておきましょう。

例えば、このブログのバックアップファイルなら、その中身は次のようになっています。

 

 

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【STEP3】基本設定のメモ

以上で主だったバックアップは取り終わったのですが、忘れずに行って欲しいことがあります。

それは、WordPressの基本設定のメモを残しておくことです。

 

管理画面(ダッシュボード)の左サイドメニューから[設定]にカーソルを合わせると、「一般」、「投稿設定」、「表示設定」、「ディスカッション」、「メディア」、「パーマリンク設定」と表れます。

これらで設定した内容を、メモ帳なりエクセルなりに記録しておこうということです。

 

特に肝心なのが「パーマリンク設定」かも知れません。

これを間違えると、先程エクスポートした「XML」ファイルが復元時に正しく読み込まれずに悩むことになります。

 

なので、できるだけ細かく設定内容をメモしておき、これもバックアップフォルダーに格納しておきましょう。

 

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【STEP4】バックアップデータのバックアップ

以上でバックアップは完了・・・と言いたいことろですが、これらをパソコン上に保管しているだけでは心細いですね。

パソコンだって単なる機械ですから、いつ急に起動しなくなっても不思議はないんです。

 

そこで、バックアップしたデータは外付けハードディスクUSBメモリー等にコピーしておくことをおすすめします。

言ってみれば「バックアップデータのバックアップ」ということです。

 

大した値段のするものではないですし、楽天市場やAmazonでも簡単に購入できますから、容量を確認の上で用意すると良いですね。

 

【参考】バックアップ用のプラグイン

最後に、バックアップ用のプラグインについても軽く触れておきます。

これまでご紹介してきた自力でのバックアップでは、初めての方にはちょっとばかり荷が重い可能性があるかも知れません。

その点、専用のプラグインを使うことで簡単にスピーディーにバックアップを取ることができます。

 

でも、往々にしてサーバーに大きな負荷を掛けることにもなるため、作業する時間帯や自動バックアップの設定によっては怒られちゃうこともあります。

Xサーバーに1つのアカウントで複数のブログを運営している場合など、プラグインを使って続けざまにバックアップを取ったりするのは良くないみたいです。

 

バックアップ用のプラグインにはいろいろありますが、今のところ次の2つが良さそうですね。

・「All-in-One WP Migration」

・「BackWPup」

 

「All-in-One WP Migration」については、TCDテーマで知られるデザインプラスさんがこちらで詳しく解説されています。

 

「BackWPup」は最も知られる代表的なプラグインで、これを使ってバックアップをする方法は、次の記事で解説しています。

 

 

よろしければ参考にしてみて下さい。

 

まとめ

WordPressブログを、プラグインを使わずに自力でバックアップする方法についてお話ししました。

 

Xサーバーのようにバックアップ機能を持ったサーバーもありますが、バックアップ自体は自動サービスでも、データを受け取るためには1万5、6千円ほど掛かったりします。

 

かと言ってプラグインを使うのは、便利な半面、設定によってはサーバーに大きな負荷となりアカウントの利用が制限されたりするケースもあります。

 

いずれの方法も一長一短ですが、万が一の事態を考えて備えておくべきであるのは間違いないですね。

 

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