XサーバーからwpXクラウドへ引越し!SSL化まで全行程を詳しく解説!

 

こんにちは♪ ジロウです。

今回は、XサーバーからwpXクラウドへのブログの引越し作業について、その方法と手順をまとめて参ります。

 

『Route1』コミュニティのメンバーにも苦戦する方が続出したため、実際に一から引越し作業をしてみながら、間違いのなさそうな流れを検証してみた結果です。

 

以下、この順番に作業を進めて頂ければ、比較的スムーズに行くと思いますので、参考にしてみて下さい。

ただし、かなり時間のかかる作業なので、丸一日以上の時間が確保できる時に取り組むのが良いと思います。

 

Xサーバーでの運営中に既にSSL化を施してあるブログでも、作業の流れは同様ですので、現状のまま進めてみて下さい。

 

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FTPソフトの準備

作業の過程でFTPソフト(サーバーとパソコンの橋渡し用ソフト)を利用することになります。

なので、使ったことのない方は、最初の内に準備を済ませてしまいましょう。

 

ここでは無料ソフト「FFFTP」を利用することとし、その方法を解説しておきます。

 

Macをご利用の方はごめんなさい。「FFFTP」はWindows用です。

Mac対応のものとしては「FileZilla」というソフトが「FFFTP」に近いようですが、ここはご自分でぜひ「FTPソフト Mac」でググってみて下さい。 m(_ _)m

 

 

XサーバーでFTPアカウントを作成

Xサーバーの「サーバーパネル」にアクセスします。

アクセスする方法は以下の2つです。

 

<アクセス方法1>

Xサーバーのトップ画面から[ログイン]にカーソルを当て、[サーバーパネル]をクリックします。

 

「サーバーID」「サーバーパスワード」を入力して[ログイン]します。

 

 

<アクセス方法2>

インフォパネルから「会員IDまたはメールアドレス」「インフォパネルパスワード」を入力してログインします。

 

インフォパネル「サーバー」欄の中、「サーバーパネル」項目の下の[ログイン]をクリックします。

 

アクセスできたら次に進みます♪

 

「サーバーパネル」のトップ画面が表示されたら、[FTPアカウント設定]をクリックします。

 

引越したいブログのドメイン名欄の右端にある「選択する」をクリックします。

 

「FTPアカウントの追加」をクリックします。

 

必要項目の入力設定をしていきます。

FTPユーザーID: @の左欄には、自分で分かりやすい任意のIDを入力します。

@の右欄には、引越したいブログのドメインが表示されていることを確認しましょう。

パスワード: 8文字以上15文字以内で、お好きなパスワードを設定します。

パスワード(確認): 設定したパスワードをもう一度入力します。

接続先ディレクトリ: FTPユーザーID欄の@の右側と同じ、引越したいブログのドメインを入力します。

FTP容量: ここは「0」のままでOKです。

 

入力が完了したら、[FTPアカウントの作成(確認)]をクリックします。

 

次の画面で[FTPアカウントの作成(確定)]をクリックすれば完了です。

これで「FFFTP」と接続するためのXサーバー側の準備ができました。

 

FFFTPのダウンロード&インストール

フリーソフト「FFFTP」をダウンロードして、パソコンにインストールします。

下記のサイトへアクセスして下さい。

 

 

下図の場所に最新版のダウンロードリンクがあると思いますので、クリックしてダウンロードを開始します。

 

ほぼ表示に従って操作すれば良いのですが、下図5つ目の工程で、

「デスクトップ上にショートカットを作成する」にはチェックを入れておくのが後々便利です。

 

 

 

 


上図、「デスクトップ上にショートカットを作成する」にチェックを入れましょう。

 

 

完了しましたら、デスクトップ上に表示された「FFFTP」のアイコンをダブルクリックすると起動します。

 

FFFTPの設定

「FFFTP」を起動させて、「ホスト一覧」(小さい方のウィンドウ)の右側にある、「新規ホスト」をクリックします。

 

登録用の入力欄が表示されます。

「ホストの設定名(T)」欄に、任意の分かりやすい名前(日本語でもOK)を入力しましょう。

 

「ホスト名(アドレス)(N)」欄に、Xサーバーの「FTPサーバー(ホスト)名」を入力します。

Xサーバーのサーバーパネルから、「FTPアカウント設定」⇒[FTPソフト設定]で確認できます。

 

「ユーザー名」欄に、Xサーバーの「ユーザー名(アカウント名)」を入力します。

これも、Xサーバーのサーバーパネルから、「FTPアカウント設定」⇒[FTPソフト設定]で確認できます。

 

「パスワード」欄に、Xサーバーの「サーバーパスワード」を入力します。

 

サーバーパスワードを忘れてしまった場合には、Xサーバーの契約当時に届いた、

「【Xserver】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ(試用期間)」

という件名のメールに、「FTPパスワード」として表記されているので、これを入力して下さい。

 

入力が完了したら、[OK]をクリックしましょう。これで「新規ホスト」が追加されます。

 

FFFTP「新規ホスト」の追加方法まとめ

「FFFTP」は、また使う日が来ると思いますので、「新規ホスト」の追加方法をまとめておきます。

●ホストの設定名(T)・・・任意の分かりやすい名前
●ホスト名(アドレス)(N)・・・FTPサーバー(ホスト)名
※Xサーバー⇒サーバーパネル⇒FTPアカウント設定⇒[FTPソフト設定]で確認
●ユーザー名・・・ユーザー名(アカウント名)
※Xサーバー⇒サーバーパネル⇒FTPアカウント設定⇒[FTPソフト設定]で確認
●パスワード・・・サーバーパスワードと同じ
※「【Xserver】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ(試用期間)」という件名のメールの「FTPパスワード」を入力
●[OK]をクリックして完了

 

 

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キャッシュ系プラグインの削除

wpXクラウドには、「wpX Cache Controller」とう独自のプラグインが “必須プラグイン” として最初から導入されています。

これは、wpXクラウドの持ち味でもある高速化システムを制御するためのプラグインです。

 

そのため、その他のキャッシュ系プラグインを併用すると不具合が起こるなど、互換性に問題が生じる可能性が高いようです。

なので、これらキャッシュ系プラグインをXサーバーで使っていた場合は、これらを引越し作業前に[停止]⇒[削除]しておきましょう。

 

例えば次のようなプラグインのことです。

  • W3 chache
  • wp super cache
  • Quick cache
  • WP-DBManager
  • WP Fastest cache

 

WordPressダッシュボードから、[プラグイン]⇒[インストール済みプラグイン]と進み、プラグインの一覧から用途のわからないものがあったら、ググって調べてみて下さい。

 

キャッシュ系プラグインを含め、不要なものは[停止]をクリックした後、[削除]をクリックします。

「本当に削除してもよいですか?」といった確認用のポップが表示されますが、[OK]をクリックすれば削除されます。

 

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Xサーバーからデータベースをエクスポート(バックアップ)

Xサーバーの「サーバーパネル」にアクセスします。

今一度お伝えしておくと、アクセスする方法は以下の2つです。

 

<アクセス方法1>

Xサーバーのトップ画面から[ログイン]にカーソルを当て、[サーバーパネル]をクリックします。

 

「サーバーID」「サーバーパスワード」を入力して[ログイン]します。

 

 

<アクセス方法2>

インフォパネルから「会員IDまたはメールアドレス」「インフォパネルパスワード」を入力してログインします。

 

インフォパネル「サーバー」欄の中、「サーバーパネル」項目の下の[ログイン]をクリックします。

 

データベースバックアップ(エクスポート)方法

「サーバーパネル」のトップ画面が表示されたら、「データベース」項目の中の、[MySQLバックアップ]をクリックします。

 

次の画面で、[手動バックアップ]をクリックします。

 

バックアップ(エクスポート)したいデータベースを選び、右端の[エクスポート実行]をクリックします。

 

ダウンロード用のポップアップが開きますので、「ファイルを保存する」が選択されていることを確認してから、[OK]をクリックします。

Windowsの場合には、「ダウンロード」フォルダ内に格納されるはずです。

 

数秒経っても表示されない場合には、画面上の[ダウンロードする]をクッリクして下さい。

 

ダウンロードしたデータベースのバックアップは、パソコン上に引越し用フォルダを作成するなどして、分かりやすい場所に保存しておきましょう。

 

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XサーバーからWordPressデータをエクスポート(バックアップ)

「FFFTP」を使って、Xサーバーにある引越したいブログのWordPressデータをエクスポート(バックアップ)します。

 

.htaccessの301リダイレクトの記述を削除

すでに独自SSL化を施しているブログで、もし「.htaccess」に301リダイレクトのための記述を追記している場合には、一旦削除して下さい。

 

「どういうこと? 何の話?」

「そんなの覚えてない・・・」

という方は、下記の手順で確認してみましょう。

 

Xサーバーのインフォパネルにアクセスし、「ファイルマネージャ」にログインします。

 

表示されるファイル一覧から、引越したいブログのドメインを一覧から見つけ、クリックします。

次の画面で[public_html]をクリックします。

 

[.htaccess]にチェックを入れ、画面右上の[編集]をクリックします。

 

「.htaccess」の中身が表示されます。

 

上記のような内容であれば、編集は必要ないのでそのまま閉じてOKです。

もし、下記のような記述があったら(たぶん「# BEGIN WordPress」より上の方)、その部分だけ削除して、画面右の[保存する]をクリックして下さい。

 

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

 

又は、

 

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

 

例えば、下図のようになっていたら、削除して[保存する]です。

 

WordPressデータをエクスポート

それでは、「FFFTP」を起動して、WordPressデータをエクスポート(バックアップ)して行きましょう。

パソコンのデスクトップにある「FFFTP」アイコンをダブルクリックして起動します。

 

引越したいブログのホスト名を選択した状態で、[接続]をクリックします。

 

画面が左右に分割されています。

左側が自分のパソコン内の情報右側がXサーバーのWordPressの情報です。

 

下図のように、左上のボタンをクリックして、保存したい場所を選んで[OK]をクリックします。

ここでは例として、パソコンのデスクトップを選択しています。

 

右側から「.htaccess」をクリックして選択し、左上のダウンロードボタン(下向きの矢印)をクリックすると、ダウンロードが開始されます。

 

たぶん一瞬で完了します。画面下に「ダウンロードは正常終了しました」と表示されれば成功です。

 

次に、「wp-content」内の全てのデータをダウンロードして行きます。

 

ただし、フォルダごとまるっとダウンロードすると、ブログのボリュームによってはかなり時間も負担も掛かり、上手くいかない可能性が高いです・・・。

なので、「wp-content」内の中身を何回かに分けて少しずつダウンロードし、後で「wp-content」フォルダ内にまとめていく、という手順がベターです。

 

特に「plugins」(プラグイン情報)や「uploads」(記事情報)は、可能な限り細分化して、時間をかけて少しずつダウンロードすることをオススメします。

これらもまた、それぞれ「plugins」、「uploads」といったフォルダを作成した上で、その中に1つ1つダウンロードしていく感じです。

 

「wp-content」をダブルクリックすると、その中身が表示されます。

上から順番に、クリックで選択してはダウンロードボタン・・・という作業を繰り返すことになります。

 

まずは、あらかじめ保存先(例えばデスクトップ)に、「wp-content」という名前のフォルダを作っておきましょう。

 

ここを保存先として選択し、1つ1つ辛抱強くダウンロードしていきましょう。それでも、かなり時間がかかると思います。

 

また、「plugin」(プラグイン)ファイルも、まるっとダウンロードしようとすると上手く行かないケースが多いようです。

なので、ダウンロードが完了したら、ダウンロード先の「plugin」フォルダの中身をチェックすると良いでしょう。

 

もしも空っぽだったりしたら、上記と同じく「plugin」という名前のフォルダを作っておいて、あらためて1つ1つ細かくダウンロードして行きましょう。これも時間がかかるので辛抱です。

 

WordPressから記事コンテンツをエクスポート

上記の手順では、記事コンテンツがダウンロードされないケースがあったので、念のためWordPressから直接、ブログ内のコンテンツ(投稿、固定ページ、コンタクトフォームなど)をエクスポートしておきます。

 

WordPressダッシュボードのメニューから、[ツール]⇒[エクスポート]をクリックします。

 

次の画面で、エクスポートするコンテンツを選びます。

デフォルトでは「すべてのコンテンツ」が指定されています。

基本的にはこのままで良いですが、容量が大きい場合には、必要なコンテンツを1つずつ指定して、順にエクスポートしても良いでしょう。

指定したら、[エクスポートファイルをダウンロード]をクリックします。

 

ダウンロードのポップ画面が表示されるので、「ファイルを保存する」を指定して、[OK]をクリックします。

 

Windowsの場合には「ダウンロード」ファイルの中に「.xml」ファイルとして保存されるはずです。

 

これを後ほど、wpXクラウドへの移転の際に、新しいWordPressにインポートすることになりますので、パソコン上の分かりやすい場所に保存しておきましょう。

 

 

使用しているテーマによると思うのですが、移転完了後に、サイドバーのウィジェットを利用して表示していた「プロフィール」等が消えてしまう場合があります。

 

なので、それらの内容(できればhtml形式で)はエディタやメモ帳にコピペするなどして、バックアップを取っておくことをオススメします。

 

wpXクラウドへの移転作業

wpXクラウドと契約

wpXクラウドと契約をしておきましょう。

14日間の無料お試しから始められます。

 

<初めて利用する場合>

まずは下記よりアクセスします。

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[お申し込み]をクリックします。

 

表示される「お申し込みの流れ」に沿って手続きをして下さい。

最初は「グレードA」(月額540円)でOKです。

月収10万円を超えたら「グレードB」や「グレードC」にアップグレードしていく、といったイメージです。

 

<追加で申し込む場合>

すでに契約されていて、追加のお申し込みをする場合には、以下の手順です。

追加のお申し込みにも、14日間の無料お試しが適用されます。

 

wpXクラウドにログインし、管理パネル(トップページ)から[契約管理]をクリックします。

 

左サイドメニューから「契約関連」項目の[追加のお申し込み]をクリックします。

 

利用規約や個人情報の取り扱いに関する確認が表示されますので、最下部の[同意する]をクリックします。

 

[「wpXクラウドサービス」の追加のお申し込み]をクリックします。

 

半角英数字(3文字以上、12文字以下)で、任意のサーバーIDを設定し、[検索]をクリックします。

 

「このサーバーIDはお申し込みが可能です!!」と表示されればOKなので、[○○○○で申し込む]をクリックします。

 

申し込むグレードを選び、[お申し込み内容の確認]をクリックします。

 

確認してOKなら、[お申し込みする[確定]]をクリックします。

 

利用可能になると、登録してあるメールアドレス宛に

「【wpX】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ [試用期間] 」

というメールが届きますので、しばらく待ちましょう。

僕の場合には、約1時間待ちました・・・。

 

wpXクラウドの管理パネルから[契約管理]⇒[契約情報]と進み、下図のようにステータスが「通常」と表示されていれば、次の設定に進めます。

 

ドメインのWeb認証

wpXクラウドに複数の契約をしている場合には、wpXクラウドの管理パネルの上部より、ドメインを登録するサーバーを選択しておきます。

僕はこれを忘れてちょっと泡を食うハメになりましたので、お忘れなく!

 

wpXクラウドの管理パネル左メニューの「ドメイン管理」項目から[ドメイン追加設定]をクリックします。

 

wpXクラウドに引越すドメインは、「お名前.com」や「ムームードメイン」等で取得したものだと思いますので、[他社管理のドメインを追加する]をクリックします。

 

画面を下にスクロールすると、下図のような「Web認証」という項目があります。

その中のダウンロード欄より[wpx.html]をクリックして、Web認証に使用する「wpx.html」ファイルをダウンロードします。

パソコンの分かりやすい場所に保存しておきましょう。

 

ダウンロードした「wpx.html」ファイルを、下記の手順に沿って、引越し元であるXサーバーの方にアップロードします。

 

「FFFTP」を起動します。

 

最初に登録した引越したいブログのホスト名を選択し、[接続]をクリックして接続します。

 

画面右側から、「public_html」をダブルクリックして、中身を表示させます。

 

画面左側から、パソコン上に保存した「wpx.html」ファイルを表示させ、クリックして選択状態にします。

 

画面左上のアップロードボタン(上向きの矢印)をクリックします。

すると、画面右側の「public_html」の階層に、「wpx.html」ファイルがアップロードされます。

 

wpXクラウドにドメインを登録

先程の、wpXクラウドの管理パネルの

[ドメイン追加設定]⇒[他社管理のドメインを追加する]

の画面に戻り、下図のように必要項目を入力します。

 

下記&下図のように入力して行きます。

 

ドメイン名: 左枠には例えば「example.com」の「example」の部分だけを入力します。右枠では、プルダウンメニューから使用しているドメインの種類(com、net、xyzなど)を選びます。

認証方法: 「Web認証」を選択します。

 

間違いなく入力できたら、[ドメインの追加(確認)]をクリックしましょう。

 

次の画面で、[ドメインの追加(確定)]をクリックします。

 

下図のように表示されれば成功です。

 

続いて、[追加したドメインにWordPressをインストールする]をクリックし、作業を進めて行きます。

 

wpXクラウドにWordPressを新規インストール

上記画面より、[追加したドメインにWordPressをインストールする]をクリックすると、WordPressの新規インストール画面になりますので、下記の部分に必要事項を入力して行きます。

 

サイトアドレス: 右側のプルダウン枠から、引越して来るドメインを選びます。左側はサブドメインでブログを作る際の枠なので、基本的に空欄でOKです。

WordPressID: 自由に決められますが、引越し前と同じWordPressID(管理者ユーザー名)にすることを推奨します。

ブログタイトル: ブログのタイトルを入力します。

メールアドレス: WordPressの管理用メールアドレスを入力します。後でWordPressダッシュボードから変更が可能です。

 

入力できたら[次へ進む]をクリックします。

次の画面で内容を確認し、良ければ[確定(WordPressをインストール)]をクリックします。

※ 独自SSLは後で設定します。

 

インストールが完了するまで数分かかる場合があります。

 

下図のように表示されれば完了です。

移転完了後にWordPressダッシュボードにアクセスする際に必要な大切な情報なので、忘れないようにメモするなど、しっかりと管理しましょう。

 

XサーバーからバックアップしたデータをwpXクラウドへインポート

さて、いよいよXサーバーから取得したデータをwpXクラウド側へインポートして行きます。

なにかとエラーが出ることが多い工程ですが、じっくり慎重に作業を進めましょう。

 

データベースのインポート

データベースのインポートについては、2つの方法をご紹介します。

 

<wpXクラウドの機能を利用したデータベースのインポート>

wpXクラウド管理パネル(トップページ)にアクセスします。

サイドメニューの「WordPress管理」項目にある[WordPres設定]をクリックします。

 

画面をスクロールすると「データベース管理」という項目がありますので、その中の「データベースのバックアップ」欄右にある[バックアップ]をクリックします。

 

次の画面の最下部に「インポート(復元)」という項目があります。

[参照]をクリックして、パソコン上に保存してあるXサーバーからエクスポートしたデータベース(SQLファイル)を選択し、[インポート実行]をクリックします。

 

この後の画面で、赤文字で「インポートに失敗しました。」と表示される場合があります。

 

その場合には、以下の方法を試してみて下さい。

 

<phpMyAdminへ直接データベースをインポート>

wpXクラウド管理パネル(トップページ)にアクセスします。

サイドメニューの「WordPress管理」項目にある[WordPres設定]をクリックします。

 

画面をスクロールすると「データベース管理」という項目がありますので、その中の「phpMyAdmin」欄右にある[ログイン]をクリックします。

 

「phpMyAdmin」が開きますので、左サイドバーからインポート先のデータベース名をクリックします。

 

データベースの中身がズラッと表示されると思います。

画面上部のメニューから[インポート]をクリックします。

 

「アップロードファイル」を選択し、パソコン上に保存しているXサーバーからエクスポートしたデータベース(sqlファイル)を指定します。

「フォーマット」欄が「SQL」になっていることを確認したら、画面下の[実行]をクリックします。

 

さて、これでも正常にインポートできない場合があります・・・。僕もかなり苦労しました。

そこで、これらのエラーについてお話ししておきます。

 

インポートのエラーについて

正常にインポートできなかった場合、エラー内容が表示されます。

参考までに、僕が実際に経験したエラーを2つご紹介します。

 

エラー例1)

エラー内容には次のように書かれています。

————————————————–

エラー

SQL query:


— Table structure for `wp_blc_filters`

DROP TABLE IF EXISTS `wp_blc_filters`;

MySQL のメッセージ:
#1046 – No database selected

————————————————–

まるで意味がわからないので、wpXクラウドサポートに問い合わせてみたところ、「左サイドバーからインポート先のデータベース名を選択していない時のエラー」だとのことでした。

言ってみれば、僕の無知なるがゆえの凡ミスです(苦笑)。

そこで、左サイドバーからデータベースを選択(クリック)の上、インポートをやり直したのですが、今度は次のようなエラーが出てしまいました。

 

エラー例2)

エラー内容には次のように書かれています。

————————————————–

エラー

SQL query:

CREATE TABLE `wp_blc_filters` (
`id` int(10) unsigned NOT NULL AUTO_INCREMENT,
`name` varchar(100) COLLATE utf8mb4_unicode_520_ci NOT NULL,
`params` text COLLATE utf8mb4_unicode_520_ci NOT NULL,
PRIMARY KEY (`id`)
) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8mb4 COLLATE=utf8mb4_unicode_520_ci;

MySQL のメッセージ:
#1273 – Unknown collation: ‘utf8mb4_unicode_520_ci’

————————————————–

これまた意味がわからないので、wpXクラウドサポートに問い合わせてみると、「MySQLデータベースの文字コードに起因した問題によりエラーが発生しているエラー」だそうな・・・。

さらに深く聞いてみると、次のような回答が得られました。

 

<wpXクラウドのカスタマーサポートの見解>

ご指摘のエラーにつきましては、インポートされている
一部テーブルにおいて、文字コード[utf8mb4_unicode_520_ci]が
存在しないためにエラーとなっているようでございます。

※該当のテーブル名などはエラー内容に含まれているかと存じます。

恐らく、移転元、移転先で利用可能な文字コードに差異があること
が要因と存じますが、WordPress標準で生成されるテーブルではなく、
プラグインによって作成されたものかと存じます。

お手数ではございますが、エラーが発生するテーブル以外を
インポートいただき、WordPressの移転を進めることが可能でである
かをご確認くださいますようお願いいたします。

※インポートするSQLファイルより、該当のテーブルに関する内容を
削除して、インポートをお試しください。

 

今ひとつ意味がわからないので、引越し元であるXサーバー側にも問い合わせてみました。

すると、かなり明確な回答を得ることができました。

 

<Xサーバーのカスタマーサポートの見解>

> #1273 – Unknown collation: ‘utf8mb4_unicode_520_ci’

上記は「UTF8MB4」という文字コードが
移行先のwpXのアカウントでは使えないことに起因しているエラーです。

エクスポートしているデータベースから「UTF8MB4」を使っている部分を
全て削除しなければ、インポートがかないませんこと
ご了承くださいますようお願い申し上げます。

なお、「wp_blc_●●」というテーブルで
文字コード「UTF8MB4」が使われているようなのですが
これは『Broken Link Checker』というプラグインに関しての
データが保存されるテーブルです。

ダッシュボードからこのプラグインの関連データを全て削除する、
あるいはプラグインそのものを削除していただくことなどで
「wp_blc_●●」というテーブルを削除していただくことも可能かと存じます。

特に問題なければ『Broken Link Checker』を一旦削除していただき
サーバーの移転が完了したら、また『Broken Link Checker』を適用するなども
ご検討いただければと存じます。

 

おっと・・・ならばプラグインの『Broken Link Checker』をWordPressダッシュボードから、一旦停止&削除して、あらためてXサーバー側からデータベースのエクスポートをしてみれば良さそうです。

そこで・・・

引越し元のブログのWordPressダッシュボードへアクセスし、左サイドメニューから[プラグイン]⇒[インストール済みプラグイン]と進み、表示される一覧から『Broken Link Checker』を停止&削除しました。

 

続いて、Xサーバーのサーバーパネルから、[MySQLバックアップ] ⇒ [手動バックアップ]より、あらためてエクスポートを実行。

新たに取得した「sqlファイル」を、wpXクラウド側で[WordPress管理] ⇒ [WordPress設定] ⇒ [データベースのバックアップ]⇒ [インポート(復元)]⇒[インポート実行]という手順でインポートを実行しました。

 

ところが!

・・・またしても「インポートに失敗しました。」の表示。

 

ここで力尽きた僕は寝落ち・・・と相成ったわけですが・・・!

翌朝、なんとなくwpXクラウドの管理パネルから引越したブログのWordPressダッシュボードをクリックしてみると、なんと、ちゃんと表示されているではありませんか♪

 

つまり、上記のようなケースの場合、反映されるまでに多少の時間がかかる・・・ということでしょうか。

ネット上のツールって、よく「しばらく待ってから試して下さい」みたいな指示がありますが、データベースのインポートについても同様のことが言えるのかも知れません。

 

皆さんも同じような状況に陥ったら、何時間か後にもう一度確認してみて下さい。

とにかく、これで次の作業に進めるわけで、一安心です♪

 

wpXクラウドで複数のブログを運営している方で、

「データベースを、間違えて別のサーバーIDにインポートしてしまった!」

なんて場合には、下記を参考にしてみて下さい。あまりないとは思いますが・・・。

【wpXクラウド】データベースのインポート先を間違えた時の対処方法

2019年1月18日

 

.htaccessの適用(書き換え)

次に、「.htaccess」ファイルを適用する作業に入ります。

 

wpXクラウド管理パネルのサイドメニューから、「WordPress管理」下の[WordPress設定]をクリックします。

 

画面をちょっと下へスクロールして、「各種管理設定」の項目の中の、「.htaccessの編集」欄の右端にある[編集]をクリックします。

 

次の画面「.htaccessの編集」で、「.htaccess」の中身が表示されます。

 

ここで、Xサーバーからエクスポートしてパソコン上に保存しておいた「.htaccess」ファイルを、テキストエディタ(Tera Pad等)で開きます。

メモ帳で開いても良いのかな?とも思うのですが、一説には、メモ帳で開くと内容にバグが起きるとか起きないとか・・・。

 

「.htaccess」ファイルの上で右クリック、「プログラムから開く(H)」よりテキストエディタ(ここではTeraPad)を選択して開きます。

 

テキストエディタ(Tera Pad等)で開いた内容を、全部選択してコピー([Shift]キー+[C]キー)します。

「.htaccess」の中身の記述内容は、ブログによっても多少異なるので、必ずしも上図と同様ではありません。

 

これを、wpXクラウドの「.htaccessの編集」画面に表示された「.htaccess」の中身にペーストして、最初の内容をまるっと書き換えます

書き換えたら、[設定を保存する(確認)]をクリックします。

 

次の画面で[設定を保存する(確定)]をクリックします。

 

「.htaccessの編集を完了しました。」と表示されれば完了です。

 

wpXクラウドのFTP設定を有効にする

FTPソフトでWordPressデータをアップロードする準備として、wpXクラウドのFTP設定を有効にします。

 

wpXクラウド管理パネルのサイドメニューから、「WordPress管理」下の[WordPress設定]をクリックします。

「FTP設定」項目にある「FTPアカウント設定」欄の右端の[設定]をクリックします。

 

「メニュー」欄にある[設定変更]をクリックします。

 

初めて設定する場合には、とくに何もせず、そのまま[設定変更(確認)]をクリックします。

 

「パスワード」:「初期設定(パスワードは自動生成します)」と表示されています。

「利用設定」:「初期設定(FTPアカウントを有効にします)」と表示されています。

 

[設定変更(確認)]をクリックするだけで、FTP設定を有効にできるわけです。

 

2回目以降は、下図のように表示されるので、「利用設定」でFTPアカウントの有効、無効を選択できるようになります。

 

[設定変更(確認)]をクリックすると下図のように表示されるので、[設定変更(確定)]をクリックします。

 

次の画面に、

・FTPアカウントID
・パスワード
・FTP接続先フォルダ
・国外IPアクセス制限

という情報が表示されますので、忘れないようにメモを取っておきましょう。

 

FFFTPの設定

「FFFTP」を起動させて、「ホスト一覧」(小さい方のウィンドウ)の右側にある、「新規ホスト」をクリックします。

 

登録用の入力欄が表示されます。

「ホストの設定名(T)」欄に、任意の分かりやすい名前(日本語でもOK)を入力しましょう。

 

「ホスト名(アドレス)(N)」欄に、wpXクラウドの「FTPホスト名」を入力します。

「FTPホスト名」は、wpXクラウド管理パネルから、「WordPress設定」⇒[FTPアカウント設定]で[設定]をクリックすると、次の表示画面で確認できます。

基本的には、「(サーバーID).wp-x.jp」というFTPホスト名になっているはずです。

 

「ユーザー名」欄に、wpXクラウドの「FTPアカウント名」を入力します。

これも、上記の要領で確認することができます。

基本的には、ドメイン名と同じはずです。

 

「パスワード」欄に、wpXクラウドの「サーバーパスワード」を入力します。

 

パスワードを忘れた場合には、wpXクラウド管理パネルから、

「WordPress設定」⇒[FTPアカウント設定]で[設定]

表示された「FTPアカウント設定」枠の「メニュー」欄にある[設定変更]と進めば、

パスワードを再設定することができます。

 

「FFFTP」に上記の入力が完了したら[OK]をクリックします。

 

「ホスト一覧」に、「ホストの設定名(T)」欄に任意で入力したホスト名が表示されれば成功です。

 

FTPソフトでWordPressデータをアップロード

Xサーバーから取得したWordPressデータの、「wp-content」以下のファイルをアップロードして行きます。

 

「FFFTP」を起動し、「ホスト一覧」から上記で設定したwpXクラウドの引越し先ホスト名をクリックで選択し、[接続]をクリックします。

 

画面のwpXクラウド側に、Xサーバーから取得したWordPressデータの、「wp-content」以下のファイルをアップロードして行きます。

 

画面のパソコン側で、パソコン上に保存しておいた「wp-content」ファイルを指定し、[OK]をクリックします。

 

これらを、ダウンロードの時と同じように、1つ1つじっくりと根気強くアップロードします。

クリックで1つ指定しては、左上のアップロードボタン(上向きの矢印)をクリックして行きます。

記事数や画像が多ければ多いほど時間がかかりますので、焦らずじっくり取り組んで下さい。

 

「ホストに同じ名前のファイルがあります」と表示された場合には、「上書き」を指定して[OK]をクリックして続行します。

 

アップロード中、ちょいちょい「○○○がアップロードできませんでした。」というメッセージが表示されると思いますが、[後で上書き]または[以降全て]を指定して[OK]をクリックし、どんどん進めてしまいましょう。

 

全てのアップロードが完了したら「FFFTP」を閉じてOKです。

 

Xサーバーからダウンロードした時と同様に、「plugin」などは、中身を1つ1つアップロードしなければならない場合がありますので、アップロードが完了したら、アップロード先の「plugin」フォルダの中身をチェックしましょう。

 

もし中身が空っぽの場合には、「plugin」フォルダの中身を1つ1つアップロードし直します。

 

さらに、「plugin」フォルダ自体がない、なんて場合には、アップロード先(FFFTP画面の右側)に「plugin」フォルダを作成した上で、あらためて「plugin」フォルダの中身を1つ1つアップロードします。

 

また、アップロードしたプラグインは「停止」状態になっており、後であらためて「有効化」する必要があるかも知れません。

 

WordPressダッシュボードにアクセスできるようになったら、サイドメニューから[プラグイン]⇒[インストール済みプラグイン]と進んで、一覧で各プラグインの状態をチェックしてみて下さい。

 

なお、アップロード先に最初からある[wp-content/mu-plugins]フォルダには、wpXクラウドのサービスを利用するために必要なプラグインが予めインストールされていますので、このフォルダ内にあるデータに対して改変や削除を行わないよう注意して下さい。

 

WordPressへ記事コンテンツをインポート

Xサーバー時代のWordPressからエクスポートしたコンテンツ(投稿、固定ページ、コンタクトフォームなど)を、wpXクラウドに新設したWordPressにインポートして行きます。

 

新しいWordPressのダッシュボードにアクセスし、左サイドメニューから[ツール]⇒[インポート]と進みます。

 

「WordPress」の下、[今すぐインストール]をクリックします。

 

表示が[インポーターの実行]に変わりますので、これをクリックします。

 

[参照]をクリックして、パソコン上に保存しておいたXサーバー時代のWordPressからエクスポートした「.xml」ファイルを選択して、[ファイルをアップロードしてインポート]をクリックします。

 

必要に応じて投稿者名を割り当て、[実行]をクリックします。

 

下図のように表示されれば完了です。

「FFFTP」を使った「wp-content」のアップロードで既にインポートされているメディアや一部のプラグインは、インポートされないようです。

 

[投稿]⇒[投稿一覧]や、[固定ページ]⇒[固定ページ一覧]から、記事がインポートされていることを確認して下さい。

それぞれの[表示]をクリックして、ブラウザでの表示も確認すると良いでしょう。

 

ネームサーバー書き換え前に移転後の動作を確認

以上で、ひと通りの引越し作業が “ほぼ” 完了し、あとはドメイン取得サイトでネームサーバーをwpXクラウドのものに書き換えるばかりとなりました。

でも、その前に移転後の動作を確認しておきたい・・・そんな場合には「hosts」ファイルを編集して確認するという方法があります。

 

「hosts」というのは、ホスト名 ⇒ IPアドレスという変換と通信を行うテキストファイルで、これを一旦編集することで、移転完了前の新しいサーバー(ここではwpXクラウド)へのデータ反映ができているかを確認できます。

 

この作業はパソコン上で行うことになりますが、詳細についてはwpXクラウド公式のマニュアルを参照して頂くとして、ここでは割愛させて頂きます。

 

 

ドメイン取得元でネームサーバーを登録

ドメイン取得サイトにアクセスし、引っ越すドメインのネームサーバーを、XサーバーのものからwpXクラウドのものに書き換えます。

 

ここでは「お名前.com」でのネームサーバーの設定手順をご紹介します。たぶん他のサイトより分かりづらいので・・・。

 

「お名前.com」にアクセスし、画面右上の[お名前.com Navi ログイン]をクリックします。

 

「お名前ID(会員ID)」「パスワード」を入力してログインします。

 

画面左上の[ドメイン一覧]をクリックします。

 

警告のポップが表示されますが、[このページから移動する]をクリックします。

 

ドメイン一覧から、引越しをしたドメイン欄の右端にある[変更する]をクリックします。

 

注意画面が表示されるので、[登録情報は正しいので、手続きを進める]をクリックします。

 

[他のネームサーバーを利用]を選択し、wpXクラウドのネームサーバー情報を入力します。

入力するのは下記の3つです。入力欄の上から3箇所にそれぞれ入力します。

 

1プライマリネームサーバー
ns1.wpx.ne.jp
2セカンダリネームサーバー
ns2.wpx.ne.jp
3
ns3.wpx.ne.jp

 

入力できたら[確認画面へ進む]をクリックします。

 

「ネームサーバーの変更[確認]」画面になるので、これで良ければ[設定する]をクリックします。

 

「ネームサーバーの変更[完了]」画面に移ります。これで完了です。

表記されているとおり、「インターネットの環境によっては反映完了まで24時間から72時間程度かかる場合がある」そうなので、その場合には焦らず気長に待ちましょう。

 

さて、これで引越し作業は “ほぼほぼ” 完了しました。

WordPressダッシュボードにアクセスするには、wpXクラウドにWordPressをインストールした際の「管理ユーザ」名と「パスワード」が必要になります。

「パスワード」については、WordPressダッシュボードから変更が可能です。

 

[ユーザー]⇒[あなたのプロフィール]と進み、画面を下にスクロールして「アカウント管理」へ。

「新しいパスワード」欄に任意のパスワードを入力して[プロフィールを更新]をクリックして登録すればOKです。

 

また、使っているWordPressテーマによっては、WordPressダッシュボードのサイドメニューより[外観]⇒[テーマ]から、あらためて有効化する必要があったりします。

さらに、サイドバーのウィジェットグローバルメニュー等が初期化されている場合には、これらを再設定をする必要があったりしますので、面倒でも頑張って下さい。

 

SSL化の設定

Xサーバーで運営していた時に独自SSL化(URLがhttps://)してあっても、wpXへの引越しが完了した時点で非SSL化(URLがhttp://)に戻ります。

なので、Googleが推奨するSSL化を、あらためて設定します。

 

wpXクラウド管理パネルのサイドメニューから[WordPress設定]をクリックします。

「セキュリティ設定」の中の「独自SSL設定」欄の左端にある[設定]をクリックします。

 

次の画面で[独自SSL設定の追加]をクリックします。

 

[独自SSL設定の追加する(確定)]をクリックします。

「CSR情報」のチェック欄、「CSR情報(SSL証明書申請情報)を入力する」は、チェックを入れないでOKです。

 

順次、下図のように表示されます。

 

ブログとWordPressダッシュボードが正常に表示されないと次の作業ができないので、それまでしばらく待ちましょう。

WordPressダッシュボードが表示できたとしても、ブログ自体が表示されるようになるまで待ちます

ブログが表示できない状態で次の作業をすると、画面が真っ白になったりと、面倒なことになるので要注意です。

 

WordPressの設定からURLを書き換え

SSL設定が反映され、ブログもWordPressダッシュボードも両方が表示されるようになったら、WordPressダッシュボードの「一般設定」に表記されているURLを「http://~」から「https://~」に書き換えます。

 

[設定]⇒[一般]と進み、下図のように表示されている2箇所のURLを「https://~」に書き換えましょう。

 

書き換えたら、画面下の[変更を保存]をクリックするのをお忘れなく。

 

ここまで、SSL設定が正常に完了すれば、ブログを表示した時のブラウザのURL欄(画面上部)には、下図のような緑色の鍵マークが表示されます。

 

■Firefoxの場合

 

■Chromeの場合

 

しかし、正常に変更できていない場合、「Firefox」では下図のように「安全ではない」ことを意味するマークが表示されます。

 

 

これは、SSL化が有効ではなく、「保護されていない通信」になっているエラー状態です。

Xサーバー時代にSSL化をしておらず、wpXクラウドに移転してから初めてSSL化する場合には、「混在表示コンテンツの警告」によるエラーが発生し、このように表示される可能性が高いです。

こんな時の対処方法は、下記を参考にしてみて下さい。

 

Search Consoleとアナリティクスの設定

ブログのURLが「https://~」になったので、Search Consoleへの登録と、アナリティクスの設定を変更します。

 

Google Analytics

アクセスしたら、修正するブログを指定します。

 

<ステップ1>

■画面左下の歯車の形をした[管理]マークをクリックします。

■次ページ真ん中の[プロパティ設定]をクリックします。

■さらに次ページの「デフォルトのURL」プルダウンから、「https://」を選択します。

■ページ下部にある[保存]をクリックします。

 

<ステップ2>

■画面左下の歯車の形をした[管理]マークをクリックします。

■次ページ右側にある「ビュー設定]をクリックします。

■さらに次ページの「ウェブサイトのURL」プルダウンから、「https://」を選択します。

■ページ下部にある[保存]をクリックして完了です。

 

Google Search Console

「http://~」時代の登録は削除せずに、そのまま残した状態で、今回の「https://~」となったブログを新たに登録します。

 

■トップページ右上の[プロパティを追加]をクリックします。

■SSL化したブログを追加登録します。

「所有権の確認」もあらためて行う必要があります。

 

所有権の確認は、「その他の方法」から取得できるHTMLコードを、

WordPressテーマの「header.php」内の「head~head/」タグ内(「head」タグの真下がベター)にコピペする方法で大丈夫です。

 

今後、「Fetch as Google」を利用する際にも、当然ながら新たに追加した「https://~」の方を指定して実行することになります。

 

.htaccessに301リダイレクトを記述

いよいよ最後の工程です♪

SSL設定を施した後は、「http://~」から「https://~」へのリダイレクトを設定しておくべきです。

なぜなら、現状では「http://~」からもアクセスできてしまうので、セキュリティの面からも、SEOの観点からもマイナス評価に繋がってしまうからです。

そこで、「.htaccess」を編集することによって、「http://~」でアクセスしても「https://~」へ誘導できるように設定します。

 

wpXクラウド管理パネルのサイドメニューにある「WordPress管理」から「WordPress設定」をクリックします。

 

画面を少し下へスクロールして、「各種管理設定」にある「.htaccessの編集」から[編集]をクリックします。

 

すると、下図のような編集画面になります。

 

この赤枠内の記述の一番に、下記を追記します。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

 

下図のような感じになります。

 

追記したら[設定を保存する(確認)]をクリックします。

次の画面で[設定を保存する(確定)]をクリックします。

 

下図のように表示されれば完了です。

 

試しに、「http://~」から始まるURLでブログにアクセスしてみて下さい。

自動的に「https://~」表示のURLにアクセスできるはずです。

 

 

以上で、XサーバーからwpXクラウドへの引越し作業は完了です♪
お疲れ様でした!

今後、プラグインの有効化やウィジェットの再設定など、状況によって微調整が必要になるかと思いますが、徐々に整えて行きましょう。

 

また、wpXクラウドに引越したブログが、完全に運営可能な状態になるまでは、Xサーバー側のデータベースはそのまま保存しておきましょう。

削除したり、解約を急いだりすることのないように要注意です。

いざという時に、また必要なファイル等をエクスポートしなければならなくなる可能性もありますからね。

 

 

 

 

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