こんにちは! ジロウです。
このカテゴリーでは、ライティング、すなわち記事を書く作業について解説して参ります。
まずは全体の流れや構成を確認して頂きます。
トレンドブログの記事は、おおよそここで解説する手順で組み立てることになると思いますので参考にしてみて下さい。
記事を書く流れ
『ネタ選定』~『キーワード選定』~『ライバルチェック』~『タイトル付け』
と、ここまで作業が進んだら、あとは記事を完成させて投稿し、インデックス登録のリクエストをするだけです。
記事を書く作業は簡単に言うと次のような流れになります。
① タイトルに盛り込まれたキーワードに関する情報を調べる
② 調べた情報を自分の言葉で書いていく
③ ①&②の繰り返しで記事を完成させる
④ 最後にアイキャッチ画像や挿入画像を選び出して貼り付ける
記事全体の構成(組み立て)については、例を挙げると、次のようになります。
では、それぞれについて細かく説明して行きましょう。
※ 画像やSNSの貼り付けについては、下記を参考にしてみて下さい。
※ アドセンス広告の配置については「アドセンスカテゴリー」内の記事で説明しています。
記事全体の文字数
まず、1記事あたりに必要な文字数ですが、これには諸説ありますね。
でも僕の所感としては、『NOWネタ』に関して言えば、
「“少なくとも” 1500文字前後を目指す」
これが無難だと考えます。
よく「最低1000文字」なんて説を目にしますが、個人的にはこれでは少ないというのが正直な印象です。『安定ネタ』であれば、2000、3000、4000文字でも良いくらいです。
また、昨今のGoogleは記事に書かれた情報の質や量をチェックしていると言われています。
なので、希薄な内容よりも、検索ユーザーが求めている情報をできるだけ多く詰め込んだ記事の方が評価されるし、ライバルの上を行くことができる可能性があります。
でも、ただ文字数が多ければ良い、というものでもありません。
WordPressのエディターには文字数が表示されますが、これには引用文や貼り付けたツイートの文字数なども反映されます。
引用やツイート等の貼り付けが多いと、文字数が多くても実際に表示される記事は薄っぺらい内容に見えてしまいます。
あくまでも、“自分で書いたオリジナル部分” を軸にして文字数を増やすべきです。
見出しの活用
記事にはできる限り「見出し」を使いましょう。
お使いのWordPressテーマ(テンプレート)の仕様によっても異なりますが、『h2』あるいは『h3』クラスのタグを「大見出し」、『h4』クラスのタグを「小見出し」、といった使い分けをします。
1500文字程度の記事であれば、「大見出し」は2つ~3つくらいで良いと思います。「小見出し」はなくてもOKですが、必要に応じて「大見出し」の本文中に使えば良いでしょう。
あくまでもユーザー目線、すなわち、読み手が読みやすいように考えて「見出し」を設定します。
記事が読みやすければ、訪問者の滞在時間を伸ばすことにもつながります。滞在時間が伸びればアドセンス広告の表示時間も伸び、クリック率だって上がりますからね。
また、各「見出し」の中にはタイトル同様にキーワードを効果的に配置しましょう。
これは、検索エンジンAIが検索ユーザーのクエリに適う記事を特定する際には、「記事タイトル」だけでなく「見出し」や「本文中」からもキーワードを拾うからです。
以上のような見出しの役割を理解した上で有効活用して下さい。
見出しについて、もっと詳しく知りたい方は下記を参考にしてみて下さい。
序文について
序文(導入文)では、この記事に何が書かれているのかをザックリと説明します。
記事本文の中でも冒頭となるこの部分は、検索結果の「スニペット」として表示されることも多い文章です。
「記事タイトルカテゴリー」の記事でも解説しましたが、「記事タイトル」や「見出し」以外にもここにキーワードを盛り込むことで、アクセスにつながる重要な部分でもあります。
多くの場合、WordPressのエディター画面にある「ディスクリプション」欄には、この序文をコピペすることになるでしょう(下図参照)。
ところで・・・
かつて、記事のオリジナリティーをアピールするためとして、この序文に記事本文に無関係な日記的な内容を記載する手法が広がりました。
例えば・・・
『○○○○と熱愛発覚の若手女優Sは誰?井上公造が火曜ワイドで暴露!』
というタイトルで記事を投稿しておきながら、冒頭に次のような文章を書くことです。
こんにちは♪ ○○です。
近ごろはめっきり暑くなりましたね。
昨日の日曜日は家族で□□海水浴場に行ってきたんですが、ものスゴい人混みで、かえって体感温度が増したように感じました。
もっとも、おかげで冷えたビールは最高に美味しかったですけどね♪
皆さんはこの夏、どんな過ごし方を予定していますか?
僕は子どもたちと虫採りに行ったり・・・・・・
どう思われますか・・・?
この文章がすごく面白いなら、一定数のファンが付くかもしれません。
でも、検索ユーザーの多くは、ある特定の「知りたい!」を解決するために訪れるのであって、いきなり関係のない世間話が長々と続いていたらどう思うでしょうか?
「なんだこれ・・・?(怒)」
なんてページを閉じられちゃったら意味がありませんよね。
どうしてもこの手法でオリジナリティーを出したいというなら、冒頭にスニペット用の記事概要を書いた上で、それに関連したエピソードを展開するべきだと思います。
確かに、序文も自分の言葉でオリジナリティーを持たせて書くべきではあります。これは本文も含めて記事全体において言える絶対に大切なことです。
でも、そのさじ加減を間違ってしまうと、読者の離脱につながってしまい、かえって効果を下げる結果になります。
本文について
記事本文、すなわちメインコンテンツの部分には、
① ネタ元で報じられた内容
② 検索ユーザーの「知りたい!」に対する回答
③ 関連する画像や動画、SNS、地図などの貼り付け
④ 自分の感想、意見、体験談など
を織り交ぜて書きながら、その内容を組み立てることになります。
①は「引用文」として紹介することが多いかもしれませんね。でも可能な限り、自分の言葉で表現したいところです。
②は、検索ユーザーがもっとも求めている肝心の部分です。アドセンス広告を含む記事全体を目で追ってもらうためにも、記事の後半以降で触れる方が良いかも知れないですね。
③については、記事の装飾という意味だけでなく、ユーザビリティーにも関わってくる部分です。画像や動画等の適度な使用はGoogleにも推奨されています。
④の「自分の感想、意見、体験談など」については、このカテゴリー内の別の記事でもしつこく書いていますが、オリジナリティーを出すためにとても重要な要素となります。
ネット上で調べ上げた情報を記事として報告するだけでは、ライバルの記事内容と似通ったものしか出来上がりませんよね。同じような内容の記事が検索エンジンに数多く並ぶことは、Googleが忌み嫌うところであります。
なので、記事内容に関連した自分自身の「独自の感想、意見、体験談など」を書き加えることは、ライバルにはない個性を付加するという意味で重要なんです。
もっと言えば、全体の半分、いや3分の2程度を、「独自の感想、意見、体験談など」で埋めてしまって良いくらいです。「独自の感想、意見、体験談など」は、記事内容に関連してさえいれば立派な情報になり得ます。
ただし、タイトルに含まれる内容には本文中で必ず触れること! 記事本文では、タイトルに書かれた事柄には必ず触れるようにしましょう。
そのタイトルでアクセスを集めたのに、記事本文にはそれについて書いていない・・・これでは、検索ユーザーを裏切ることになってしまいますからね。
たとえば・・・
『○○○○のwiki!出身地や中学高校は?経歴や出演作品もチェック』
なんてタイトルの記事を書いたとしたら、出身地、出身中学&高校、経歴や出演作品のすべてに触れなければダメです。
もし、タイトルに含めた “謎” について情報収集したけど解明できず、検索ユーザーの「知りたい!」という願望に応えられない状況だとしても、何かしら自分の言葉でそのことに触れるべきです。
【文字の装飾の重要性】
強調すべき文言には、エディターの機能を使って装飾を施しましょう。
- 太文字にする
- 文字サイズを変更する
- 文字色を変更する
- 下線を加える
- 文字の背景色を変える(蛍光ペン)
・・・・・・
これらを適度に施すことによって、文章が格段に読みやすくなります。
こうした工夫をすることも、Googleの目指すユーザビリティーの向上に貢献することになり、評価の対象にもなるはずです。
ただし、やり過ぎると目がチカチカしてかえって読みづらくなりますから、さじ加減を考えて利用しましょう。
まとめ(総括、感想)について
記事の終わりには「○○○のまとめ」などと見出しをつけて、総括や感想を付け加えると、記事として締まるしキレイに仕上がりますね。
絶対に必要というほどのものではありませんが、2000文字、3000文字といった長文の記事においては、ユーザビリティーを考える上でも有効かもしれません。
“MUST”とは言いませんが、
「最後までお付き合いくださって、ありがとうございます。」
なんて一文を添えるだけでも、少なくとも読み手に悪い印象を与えることはないと思います。
さて、記事が完成したらザッと誤字脱字をチェックして投稿します。
投稿したら、忘れずに「Search Console」にアクセスしてインデックス登録のリクエストを済ませましょう。
インデックス登録のリクエストについては下記を参考にして下さい。
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